あなたは
はいかぶりに
まほうをかけた
そして
ガラスの靴は
真夜中をすぎても
そのまま
美しく
のこるよう
すべて
お膳立てして
あなたを
追いかけていった
兄妹もいたね
結局
灯台下暗し
大切なものは
すぐ近くにあるんだよ
おあほさん
となるけれど
さまよったからこそ
それが
わかるというもの
時や
手間暇
苦労
その中に
熟成させる
価値がある
いつもの場所に
愛着があるほど
飛び立つのは
こわいけれど
そんなのは
杞憂
軽やかに
笑い飛ばそう
どこにいても
やっていける
どこにいても
輝いて
まわりには
人が集まる
