どうして

 

別れを

 

決めたんだい

 

本当は

 

別れなくても

 

良かったんじゃないの

 

だって

 

君は

 

僕を

 

ちっとも

 

嫌ってなんか

 

いないんだから

 

別れない

 

世界線があることを

 

その時から

 

気付いていたの

 

もちろん

 

嫌いでもないのに

 

別れる人なんて

 

滅多にいないことも

 

でも

 

わたしは

 

生まれ変わらなければ

 

ならなかった

 

楽な暮らしをして

 

人は羨んだけれど

 

わたしの魂は

 

それを求めていなかったの

 

生きているようで

 

生きていなくて

 

楽しんでいるようで

 

楽しんでいない

 

そんな風に

 

魂が

 

どんどん

 

枯れて

 

腐っていくような

 

生き方は

 

わたし自身が

 

許さない

 

だからこそ

 

世界線を

 

乗り換えた

 

それをわかってもらえるとは

 

思わない

 

誰にも

 

わかってほしいとも

 

思わない

 

ただ

 

自分には

 

正直に

 

星々に

 

恥ずかしくないように

 

わたしの世界には

 

わたしが責任をもつ

 

わたしを取り巻くできごとにも

 

わたしが責任をもつ

 

隠れていた年月も

 

大切だったわ

 

本当に

 

ありがとう

 

わたしを

 

手放してくれて

 

わたしは

 

誰のものでもない