こんきりえ

 

かねともまーしぇ

 

こころに

 

きみとも

 

われとも

 

つかぬ

 

子ありて

 

ひっぱり出さないで

 

とさけんでいる

 

むりやりにでも

 

日の当たる場所に

 

連れてこようと

 

思っていたけど

 

そのままに

 

しておくのは

 

いけないことのように

 

思えたけど

 

明るいところに

 

引っぱり出して

 

仔細を確認する

 

それは暴力にも

 

近いこと

 

だから

 

そのままに

 

しておくけれど

 

わたしは

 

あなたのために

 

涙を流す

 

わたしは

 

わたしのために

 

泪をながす

 

哀しみの

 

原因が

 

なにかも

 

わからないけれど

 

わからないまま

 

おいておくのも

 

愛なんだね

 

きっと

 

そうなんだね

 

思い出せなくても

 

時のまほうにかけて

 

かならず

 

癒される

 

ときが

 

みつるまで