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ギフト〜なな色の羽

私の中から産まれたがった言葉やお話を書いています

 私の身体には、二つの中心点がある。

 一つは、生まれる前まで、母と繋がっていたポイント、おへそだ。

 生きるためのエネルギーをたくわえる場所。

 そこに力をこめ、私は行動する。


 そして、もう一つは胸にあるポイント。

 心臓のあたりだ。

 喜びや、哀しみに敏感に反応する。

 この二点に対して、私の思考は、裁判をするように、ジャッジを加える。

 その行動はどうしたの?

 その感情はどうなの?と。

 頭がするジャッジは、そのほとんどが、一方向から眺めた解釈にすぎないのに。

 ほんの小さな情報が、張り巡らせた網に引っかかり、複雑なアウトプットが起こりはじめる。

 私は、この頭のコンピュータを、一度、シャットダウンすることにする。

 目を閉じて、自分の内側へと向かっていく。
 
 命、そのものの動きに集中する。

 私の頭のなかに住む、たくさんの人やモノ、そして、価値観や信念などが浮かびあがり、消えていく。

 この命の最後には、持っていくことができないものが、頭の中から姿を消した。


 残るのは、命の感覚。

 わたしは、命そのものなのだから。


 草花が、どんなふうに花咲くかを思いわずらうことなく、ありのままを受け入れて、命を全うするのと同じように。

 命の潔さ、力強さを、自分のなかに感じてみる。

 それぞれの人が語る真実のなかで、自分自身の真実を見失わないように。

 自分だけがもつ、命の本来のエネルギーに立ち返ろうと思う。