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ギフト〜なな色の羽

私の中から産まれたがった言葉やお話を書いています

仙台青葉まつりが終了した。

すずめ踊りには147団体、約4500人あまりの人々が集結した。

今年は伊達政宗公生誕450年の記念の年でもある。

祭りへの意気込みも特別で、大変に盛り上がった。


昨晩は、夫と宵祭りに行った。

うっすらと日の暮れた定禅寺通りを華やかな山鉾が巡行し、踊り手がソレソレと掛け声をあげて、次々と踊り跳ねる。

ヒラヒラ、ヒラヒラと鮮やかな色彩の扇子が表に裏にと舞う。

肩書きも役割も脱ぎ捨てた非日常の祭りの中で、心から咲く笑顔をたくさん見つけた。

暗がりに浮かぶ横顔に汗が流れる。

襟足に汗が光っている。

内側から自然に湧き上がってくるものが、本当に伝わるもの。

扇子を使ったウェーブのパフォーマンス、東北大の留学生たちのノリの良さ、粋に決めポーズをとる女性達。

観客からは大きな歓声と、拍手が送られた。

太鼓や笛、鐘の響き、エネルギーに満ちた掛け声がケヤキの樹々に囲まれた舞台に響いた。

この一本道は後戻りできない道。

掲げた旗も、肩から下げた重い太鼓も、祭りが終わるまで下ろせない。

力一杯、自分をふるいたたせ、笑顔で踊りあるくのだ。

定禅寺通りの暗闇はキラキラと明るく照らされて、輝いていた。