定禅寺通り 初夏 | ギフト〜なな色の羽

ギフト〜なな色の羽

私の中から産まれたがった言葉やお話を書いています

定禅寺通りのケヤキ並木は、絶好調だ。

青空に向かって、高く葉を繁らせ、重なりあっている。

木々の個性ある立ち姿が、豊かな陰影を生み、奥行きのある景色を作り出す。

わたしは木かげの心地よさを肌に感じながら、真っ直ぐに続く小径を歩く。

木々の間からこぼれる光のニュアンスが、この散歩を特別なものにしてくれる。


緑色に染まる空気。

木々が放つ生命力が、わたしの命に力をくれる。


 木々とわたし、姿はまるで違うけれど、溶け合うように、つながっている。

あるがままを受容され、受容するうちに、バランスを取り戻し、命の自然な姿へと戻っていく。


初夏の、力強く、伸びやかな緑に心を重ねて、この道を歩いていこう。