子供のころの記憶

家のすぐ側の空き地に

自然とできた

クローバー畑がありました。


5歳くらいだった私は夢中で

クローバーの冠を編んでいますクローバー


燦々と降り注ぐ陽射し晴れ


太陽の位置が気になり

青空を見上げると


ヒバリが2羽


美しい鳴き声を響かせながら

上へ行ったり、下へ行ったり



穏やかな春の風がふんわりと

優しくクローバー畑を撫でていく



花を積む手のその先に

忙しく飛ぶミツバチたちハチ


あぁ、なんて幸福な時




クローバー畑の住人


それは私の心の目で見えている


私なのです。