2023-11-27

 一日で、気温が10度以上も乱高下する異常な2023年は、どうやら12月までその異常さを持ち越しそうです。こんなに一日の中でも気温のアップダウンが激しく、世界情勢も目まぐるしく変化する年は、今まで気づきませんでした。気づかないというのは、世界情勢や宇宙の働きや地球内部の変化とともに、地球を牛耳ろうとする複数の組織が絡み合っていたことなど、若いときは知りえなかったからです。これも、パソコンという箱ができ、中にその神経網となるインターネット、コミュニティ・ツールが発展してきたからこそ得られるものですが、深く理解しなければ単なる「オタク」としてカテゴライズされてしまうものであり、本当に一人一人にかかっているというのを、近年ほど深く感じた時代はないほどです。

 

 そんな中で、自分達の世代を含む一括りのグループ(1955年~1968年生まれ)が「アクティブ・バブル・シニア世代」と呼ばれることを知りました。戦後の高度成長期時代に子供時代を経験し、テレビや三種の神器、洋楽に触れ、ディスコや欧米ファッションに魅了され、20代で車を持ち、華やかな青春時代を過ごした世代、ということらしいです。この年代を過ごした人たちの青春時代は、「ディスコ」「スキー体験(さらにサーフィンやスキューバダイビングもありね)」「デートはドライブデート」という王道体験に彩られているとか。確かに!加えていえば、BGMはユーミン、オフコース、達郎、サザン!

 何もなくなった戦後から少しずつ復活し、GHQ政策にどっぷり洗脳されて「アメリカ一番!」「アメリカ最高!」と全てにおいてアメリカにあこがれを抱いた子供時代を覚えています。これには、初めて見るテレビの影響が甚大でした。そこに移る全てが真実、と思い込まされていたのですから・・。

 でも、そのおかげで宇宙好き、宇宙人好き、オカルト好き、みたいな精神も育まれました。また、親が貧乏なのに必死になって、ピアノや英会話、塾などに行かせてくれたおかげで、「物事を学ぶ、考える」センスみたいなものも、ここで培われたと思います。

だけどね、子供ながらに、これは私にはセンスないな、あまり面白くないな、という事も感じられていたので、早い時代に「選別」ができたのも良かったです。つまり、これらのことからの結果が、アクティブ・バブル・シニア世代と呼ばれる所以なのでしょう。

 バブルがつくのは、まさに高度成長期の影響をうけたからですね。でも私の世代は、高卒時に就職有利率が金の卵と持ち上げられ、すぐにオイルショックにおいてどん底に落とされた時代でもあるので、非常に稀有な体験を持っています。心にしみている言葉は、「青春の蹉跌」という石川達三さんの小説です。

 

 

 

 さらに細かいことを言えば、団塊の世代の後に生まれて一気に出産数が減った世代であり、団塊世代の競争力にはついていけず、のほほんとすごしながら右往左往していた繋ぎの世代にあって、この後には三無主義と呼ばれる無気力・無関心・無責任という感覚が芽生えた世代を抱えた、どちらにも転べる時間軸がありました。

 文献によっては、三無主義は1950年ごろからとありますが、いえいえ戦後わずか5年では生きるのに精いっぱいだったと思われるので、無関心とか無気力とか言ってられないでしょう。

 このように、リアルな生々しい記憶が本人にあるか無いかで、時代のモードは変わりますが、少なくとも私を見てもらえれば三無主義とは間違っても思わないでしょう?

 

 前回も書いたけど、73歳で亡くなる人最近本当に多いと思います。私のようにパワフルだと100歳まで生きる!と言われることが多いのだけれど、いつも言っているけど自分たちの時代は、それこそ高度成長期の発展の最初の時期であり、インスタント食品、合成甘味料、合成着色料、合成食品、添加物満載の輸入食品が目白押しで発売され、それが美味しくてご馳走で食べていたていた子供時代だったので、体が出来上がるときの成長期に構成要素にエラーが入りやすく、基本の構成力が弱いということに気づかされました。実際に、ガンの発生率が高く、同級生の1割がすでにガンで他界しています。

 今埼玉県の高齢者施設で働いていますが、80代、90代の方は農家出身の人が多く、戦争中も食物に不自由しなかった方たちが多く見受けられ、「やはり食べ物だな」と思わざるを得ません。骨の太さや、体力が圧倒的に違うのです。ただし、脳機能や身体機能が優れているかというと、そうでなはいことも多く、生きてきた背景に「忍耐」「我慢」「意地」のようなことも見受けれらるのです。

 そのような両親に育てられた世代として、アクティブ・バブル・シニア世代もあるのですが、大いに親の価値観に反発し、はみ出ながら自分育てをしてきた人たちが、生き残っているのでしょう。バツイチなる離婚も相当多い世代です。

 

 

 多くの場合、このようなカテゴライズは、経済戦略の一つとして分析されます。分析する人たちの多くが、そこに「経商機」をみなしているからですが、本来はその分析からの問題点をさらに吟味して、社会全体のバランスを見るリーダーが必要なのです。本来はそれが首相なのですが、どの国も適任のリーダーがいませんね、現実は。

 私はそこで声をあげて提言したい!「アクティブ・バブル・世代よ!現実を見よ!生きて経験してきた中の社会の流れを見よ!自分の最終章をどうしたいかきちんと考えよ! 子供たちの世話(負担)にならない生き方をせよ!」。その決心ができるのは、きちんと周りや自分に向き合って、「本当の自分らしさ」に出会い、自立(自律)した人生を送れる人たちが、上記のアクティブ・バブル・シニア世代と思いたいです。だから、単純に言葉とかムードに、もう流されないでおきましょう!

 

★この講座は、私の人生の置き土産でもあります。マルマセラピーで気象病の予防や改善、ストレスや不眠症の人に役立ててほしい。苦しんでいる人が周りにたくさんいるはずだから。

【オンデマンド配信12/1~12/15】【次世代育成セミナー】マルマ(急所)を知って、あなたのセラピーに活かそう! JAA online shop (jaa-shop.jp)