2023-09-04

 あと一週間後に旅に備える私は、以前なら全く事前調査や時間管理などせずに弾丸ツアーを決行していたのだけれど、今となっては時間的・金銭的・人生的な余裕をすべて含めて無駄なことをしないようにのまとめに入っていることを、実感しています。だって次は、上記の条件の元有るか無いかの二者一択の選別あるのみ。若い時とは全く違うのです。

 でも、もっと大事なのは「何故このタイミングでここを訪ねたいのか?」という明白な理由と共に、結果として答えを明確に得ることが出来る確信・・。人生の旅の終わり近くに、人は「人生の意味、人間としての意味」をどこから感じ取るかは、その環境や教育、宗教などさまざまだけれど、答えは決して同じではない事=なぜ同じではないのか?=をまとめられる体験や経験をいかに蓄え、熟考の元何にも作用されない感覚で答えをだしていくことだと思うのです。

 そういう意味では、感覚の春、体験の夏、行動の秋、熟考の冬のメリハリで動ける「心・芯・信・真・新・神」が機能していることが大事。

 

 Who are you? What are you?

 

 先週、31日は満月が一か月に2回重なるブルームーンと、地球と月が最も接近する満月のスーパームーンが合わさった稀有な日でした。このダブルラックが次に発生するのは13年後だとか・・。

 そんな中、世界のどの国も成しえなかった月面無人探査機着陸を成功させたのはインド。数学の国の異名をとり、多くの科学者、数学者がいるインドならではの快挙です。無人探査故、有人と違い多くの調査が可能ということで、月の秘密や資源に対して一気に世界の頂点に立つ段取りを調えました。

 もともとインドは、アラビア圏で発見された0(ゼロ)という概念に対して、存在価値を付けてゼロを確証した国。宗教哲学や宇宙哲学が機能していたので、神から(宇宙から)伝えられた教育が顕著に体系として残っている稀有な国です。

 行ってみたらわかりますが、インドの国内ではカーストという身分制度があり、それは就ける職業まで決まってしまう非常なシステム。当然それぞれのカースト内での競争は熾烈で、それを潜り抜けて獲得した職業の人たちは精鋭で優秀な人が多く集まっています。特に数学に関しては、PC登場のあといち早くITの技術獲得に発破をかけ、プログラミングに関して世界にインド人在り!のところまでのし上がり、バンガロールとシアトルは同等となり、MIT(マサチューセッツ工科大学)が世界一の工科大学としたら、IIT(インド工科大学)は今後世界をリードする理系集団としてとってかわられる勢いになりました。世界一の人口を誇る分、カーストの枠を外せば天才や優秀な人材の数も多いのだと思います。さらに彼らは、自分の人生のために転職やもっと楽しいところなどの思いで仕事をせず、切磋琢磨で「我一番」をそれぞれ目指し、中国のように人口統制などしないので子供が増え、教育制度さえ整えば、ますます優秀な人材が増える唯一の国です。

 

 もう、不自然は自然の一部。こんな虹ありなのです。

 

 でも、ここで問題。インドの探査機によって月の資源や水の有無、土壌の状態がつぶさに科学的解明がなされ、宇宙開発として月にロケットが止まる基地や、燃料補給用の施設、資源確保などの国際競争が始まり、月という惑星まで自分たちの物として強奪しようとする人間の傲慢さが目に見えます。隣国中国も、同じ立場で月の資源確保の一番乗りを目指しており、地球のみならずほかの星にさえ略奪・侵略戦争を仕掛けようとしている人間の傲慢さが、宇宙秩序の法則に触れるうちに、宇宙戦争=スターウオーズに移行しないか定かではありません。最も一番先に月面に降りた(とされた)アメリカNASAが黙っている訳はなく、そういう意味でも、地球上ではすでにスターウオーズは始まっており、過去に最大ライバルだったるっしあさんが戦争でそれどころではないことが、いい機会でもある訳で。

 過去には地球でも、二ビル星から来たアヌンナキという宇宙生命体が、自分たちの宇宙シールドを護るために必要な素材である「金」を探し、地球を見つけ、労働力として人類を作成したというストーリーがあり、私たちはその末裔として今この地球上にいる訳です。もっとも、それで地球が乗っ取られてしまってはいけないと、すぐいろいろな星からエネルギー体が送られ、人間という物質(ボディ)に入って、さまざまな考えや外見を持つ人類が登場した、とされています。

 インド哲学は、最も宇宙と近い哲学とされていますが、「神」という領域を、シバ神の頭についている三日月の概念(陰陽の陰であり、潮の満ち引き、体液や樹液などの水など、水の動きとハタラキを象徴)として称えながら、今後の調査の結果をどんなふうに知らせてくるのかは、興味があります。インドの科学者さんが、宗教観に捕らわれず世界のレベルでありのままを知らせてくれることは、世界に起きる奇跡でもありますから!

 

  宇宙は二人の為に♪

 

 そして、ようやく厳しかった猛暑が朝晩は少しずつ落ち着き、虫の声で導かれる秋の扉を開きました。今年ほど、「動かなければ!」と思う年はないのかもしれません。頃名で縛られていた過去3年を払しょくするように、日本や世界のあちこちを移動する人たちが増えています。日本は特に円安ゆえ、海外からの人たちが弾丸のように訪れるでしょう。

 

 でも、感覚をとぎすまし、年齢や職業をとっぱらった自分のバックグラウンドを見つめるとき、次にすべきことが感じられてくるでしょう。今年の夏は、ただ暑いだけじゃない! 次のゾーンに進む入口になっていることに気づいてください!

 

Moon Glow by Tatsu!