私がバシャールと出会って、
とてもよく聞いた言葉が、
「ワクワク」とともに、
「いまここ」でした。
外の状況に右往左往せずに、
今、この場所の、
自分軸にしっかり立つこと、
と理解していました。
間違いではなかったと思いますが、
もっと深い、広い意味もあったのかもしれません。
そして、日本にも「中今」という
「いまここ」に通じる、
深い意味の言葉があったことを知りました。
古本屋えりえなさんのブログをご紹介します。
「ナカイマ」は
高次元の生命原理や世界観を
3次元で表現した言葉、
ということで、
少々、難しい部分がありますが、
要約すると、
「ナカ」は、空間的意味、
「イマ」は、時間的意味を表すというのは、
まさに、「いまここ」と同じだと思うのですが、
さらに、「ナカ」は、
物的空間・霊的空間・位相的空間の
3つに分けられるそうです。
物的空間は
天・人・地3界に置いて、
私たちが住んでいる地上面を
物的空間の中心=ナカとし、
霊的空間は、
神界・顕界(げんかい)幽界の3界のうち
顕界(私達が生きている世界)をナカと観ていて、
古神道では神界を高天原、
顕界を中ツ国、
幽界を根ノ国という言葉で表したそうです。
位相的空間というのは、
陰、中位、陽という視点で見たもので、
古神道では陽位・陽相をタカミムスビ、
中位・中相をミナカヌシ、
陰位・陰相をカミムスビという言葉で表現したそうです。
高天原、中つ国、根の国、
は神話で聞いたことがありますし、
タカミムスビ、ミナカヌシ、カミムスビ、
は、神様の名前と思っていましたが、
単なる名前だけではなく、意味があり、
陰陽、中位というのは、
物理、宇宙の法則でもあって、
日本の文化の深さ、広さを改めて感じます。
ところで、
時間の流れは、
過去から未来に流れていると思いますか
未来から過去へ流れていると思いますか
日本の一般的な時間の感覚は、
「行く年、来る年」に表されるように、
未来から来て、
過去に去って行くと感じられていたようです。
自分は自分として立っていて、
時間が流れゆく、
自分軸と、自然の流れで生きる柔軟性を共に感じます。
戦後の西洋的な考え方では、
時間は、過去から積み重なるので、
過去から流れている、
未来は白紙で、
過去からの流れで作り上げていくもの、
ある意味、能動的、創造的かもしれませんが、
そういう見方が強いように思います。
どちらも、感覚としては、
3次元的な、一列の感覚でしょうか?
今までは3次元の世界ですから、
当然でもあります。
「ナカイマ」の「イマ」は、
現在は過去の堆積の上に立ちそれを内に包むもので、
現在は未来を望みつつこれを規定するものなので、
過去・未来共に現在に包摂されるものだということだそうです。
多面的、中庸的に物事を見る、
日本らしいですね。
そして、悠久の広がりも感じます。
5次元の勉強をしますと、
パラレルワールドといって、
時間は、必ずしも一列ではなく、
同時に、多面的に存在するといわれます。
私は、バシャールから、
とても多くのことを学びましたが、
日本古来の教えも、
深く、広く、
宇宙と繋がっていることを
私達日本人は、もっと知ってもいいと思います。