とにかくまず聞いてみて下さい![]()
島津亜矢さんの『帰らんちゃよか』という歌です。
この歌を聴け!!!と言って、母が父にこの歌をカセットテープに録音させて、2回も送ってきたんです。
一回目の時、聴いてみて、「ええええ~~~~!!!」って感じだったのですが、次の瞬間、母から電話がかかってきて、
「テープ、聴いた?」
と聞いてくるので、
「うん、聴いたよ!」
と言ったら、
「わかった!?お母さんの気持ちっ!」
「は?お母さん、私に早く帰って来いとかいっつも言ってない?」
「言ってねーべ!『帰らんちゃよか』は、お母さんの気持ちそのものだ!!!も一回ちゃんと聴いとけ!!!」
と言っていたのですが、
それから2年ほどすると、
両親二人して島津亜矢さんのコンサートへ行き、
握手して欲しいがために父が母の目を盗んで、
またまたCDを買ったらしく、
母が「また無駄遣いしてっ!」と怒ると、
「このCD持ってって、おめぇも握手してもらえ!」
と言ってCDを渡され、母は、父が買ったCDを自分が買ったごとく持っていき、島津亜矢さんに握手をしてもらえるという、思わぬ幸運を手にしたとのことでした・・・(^^ゞ
裏ワザ?
いいの?
って感じだったのですが、二人とも天にも昇るような幸せな気持ちになったそうで、そんな土産話とともに2回目のテープが送られてきたのでした・・・(@Д@;
またか~って思っていたら、
「あんた、『帰らんちゃよか』聴けよ。お母さんの気持ちなんだからな」
と念押ししてきました。
この歌は熊本弁なのですが、母は佐賀出身で言葉が似ているため、特別に思い入れがあるらしいです。
「わかった!きいとくよ」
ということで、もう一度聴いてみると、涙ちょちょぎれるけど、この歌詞と母の思いが一緒には全然思えないのです。
母の口癖は、
「早く結婚しろ!」
「○○ちゃんも●●ちゃんも結婚したんだど!」
「一体あんた東京行ってなにやってんだ!」
「あんなに金かけて大学さやったのに、金どぶに捨てたのと同じだなや!」
・・・とか、まだこの辺はまだよくて、最低なのが、
「結婚しなくてもいいから、孫産め!」
どんな親でしょうか・・・・(°д°;)
ひどすぎてネタにして笑ってますが、『帰らんちゃよか』の歌詞で語られている親心とは、まったく違います!
どこが、「お母さんの気持ち」だ========33333
って感じですが、ある日、5年ぶりくらいに実家へ帰ると、母が、
「あんた、テープ聴いた?」
と、また聴いてくるんです。
「あ、聴いたよ。」というと、
「お父さん!この間の島津亜矢がNHKで歌ってたビデオ、つけて!美希に聴かせっぺ!」
「え、いいよ!テープで聴いてるから、もういいよ!」
という私をよそに、父が思わぬ早業でビデオを再生し始めました。
いつもまにか、最新式のテレビで録画したものも早々と再生できるようになっててビックリ★
そうして、3人で『帰らんちゃよか』を聴いていると、母が号泣し始めました。
ええええ~~~~なんでそんなに泣けるワケ!?!?!
あんた、この歌詞と全然違うこと私に言ってて、よくそこまで泣けるよな。。。
と、呆れていたら、別の方からもすすり泣く声が漏れ聞こえ、ふと見ると、父も「ぅおんぅおん・・・」と、声を出さない様に息をこらえながら息が漏れ漏れで泣いているのでした。。。
父は、いつも天真爛漫な人で、感情を表に出すことは殆どないし、特に泣く姿は、祖母が亡くなった時だけしか見たことなかったのに、こんなに私のことを心配して思いつめていたなんて。。。。( ̄_ ̄ i)
一体ワタシは、どんだけ親不孝してたんだと、複雑な気持ちになりました。
年取って、祖父母も亡くなって、近所の馴染の方々も次々に亡くなっているし、寂しいのかもな~と思いつつ、こんなに泣かれると、なんだかとっても申し訳ない気持ちになったのでした。
でも、ホントにワタシ、たぶん普通の人より楽しく生きてるし、世界一幸せな人生を送っているんじゃないかと思うくらい順風満帆な気でいるのに、そんなに不幸そうに見えていたなんて、親子でもこんなに価値観が違うのかと驚くばかり。
人の幸せって、本人が幸せだったら、それでいいんでね~のっと思うのは、一人よがりでしょうか。
とにかく、心配掛けない様に頑張ろうと思う秋の夜長でした(@ ̄ρ ̄@)zzzz
ちなみに、ビデオを見せられた次の日、車でドライブに出た中でも、島津亜矢さんのこの『帰らんちゃよか』を聞かされたのは、言うまでもありません。。。
どんだけ親心を押しつけてくるんじゃ~~~( ̄Д ̄;;
しかもこの曲、よぉく聞くと、母心というより、「父ちゃん」側の気持ちを歌ってませんか?!
母が「お母さんの気持ち」っていうから、母の気持ちが描かれてるのかと思いこんでいたら、父の気持ちっぽかったです。。。
まっ、いっか~~~~(;´▽`A``