ウィットに富んでいて笑ってしまうブログ。
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書いている歌川たいじさんは、ほんと頭のイイ方です。
パートナーにたいして、ツッコミながらも愛がある。


そこで、著書の『母さんがどんなに僕を嫌いでも

というコミックエッセイを読んでみました。

読むには、覚悟のいる重いタイトルですが、案の定....。


歌川さん
うたぐわ(歌川)節に

笑いました。
そして泣きました。

電車の中で読むには

危険かもしれない

本です。





「インナーチャイルド」という言葉は、ヒーリングや

カウンセリングにご縁のある方だったら、聞いたことが

あるでしょう。

私たちの大部分が、多かれ少なかれ

幼いころ親に、愛して欲しいように愛されなかった

という思いが、あるのかもしれません。


時々、幼児虐待のニュースが流れます。

タイトルから察せられるように、歌川たいじさんには幼少時の

過酷ともいえるほど不幸な経験があり、成長してからも葛藤

し続けました。


しかし、新しい家族(といえる人々)の愛を得て
再生し、
力強く生きています。


葛藤の源だった母上とも、折り合いをつけました。

壮絶な関係だったけれど、それを超える愛の力に

感動します。



やせる石鹸
そして小説

やせる石鹸

うーん、これも

とてもヘビーでした。


「あなたはそのままでいい」

というフレーズが流行り

ましたが、それは欺瞞だ

とばかり、スバッと斬り

こんできます。


「そのままでいい」という

優しさに依存せず、自分と向き合い

露悪的なまでに自分の、そして相手の

心根を見破っていく厳しさ。


重い状況の中で、突き刺さるような言葉が行き交います。


しかし、その流れの中で

希求」「」という闇夜の灯火のような言葉に導かれて

後半へなだれこむストーリーの展開がお見事。



自分を含めて、人を愛するには力が要ります。

エネルギー、そして能力という意味で。


そんな思いで読了しました。