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さて、今回は、秋のG1シリーズの第10戦、朝日杯FSの検討です。

 

 

※ 朝日杯FSでは

 

 日曜日に行われる朝日杯FS。

 阪神芝1600Мが舞台の2歳馬のG1レースです。

               

 さて、私は、朝日杯FSでは、1番人気の馬の複勝率が高いことや前走で芝1600Мか芝1800Мの重賞レースを勝っている馬が好走していることを重視したいと思います。

 

 まず、1番人気に支持された馬に関しては、ここ5年はもちろん、阪神芝1600Мの舞台が移った2014年以降の9年間で、1番人気の馬が4着以下に敗れた年は、2016年の1回のみ。

 

 このときは、牝馬のミスエルテが1番人気に支持された年であって、ミスエルテは、前走が芝1400Мの牝馬限定G3レースのファンタジーS1着の馬でした。

 

 実は、2016年は、出走した牡馬の中に、前走で芝1600М以上の距離の重賞レースで1着であった馬がいなかった年であり、それならば、新馬戦で阪神芝1600Мを勝っているミスエルテならば・・・、という感じで、1番人気に支持されたのだと思います。

 

 結果は、1着が前走が府中芝1600Мのベゴニア賞1着のサトノアレス、2着が前走が府中芝1400Мの京王杯2歳Sの1着馬であるモンドキャンノでしたから、優先順位をつけると、「前走が芝1600М以上の重賞レースで1着の馬」が一番良くて、次が「前走が坂がある府中芝1600Мの1勝クラスのレースの1着馬」か、「坂がある府中芝1400Мの京王杯2歳Sの1着馬」といった感じでしょうか。

 

 

 なお、2020年朝日杯FS1着馬のグレナディアガーズのように、前走が阪神芝1400Мの未勝利戦1着という馬もいましたけれど、この時の勝時計が1分32秒3で、他の年よりも1秒近く速かったので、内ワクスタートから2番手を追走できたグレナディアガーズに適した馬場状態であったと解釈したいと思います。

 

 このときの2着馬は、前走が府中芝1600М1着のサウジアラビアRC1着のステラヴェローチェ、3着が京都芝1600Мのデイリー杯2歳S1着のレッドベルオーブ。

 前走が芝1400Мの京王杯2歳S1着のモントライゼは10着と大敗していますから、こういう例外的な年でも、前走が芝1600М以上の重賞レースの1着馬は好走していたことになります。

 

 したがって、今年の朝日杯FSでも「前走が芝1600М以上の重賞レースで1着の馬」を最重視したいと考えます。

 

 

 2023年の場合、該当馬は、前走がデイリー杯2歳S1着のジャンタルマンタル(1番人気想定)、前走が東京スポーツ杯2歳S1着のシュトラウス(2番人気想定)、前走が札幌2歳S1着のセットアップ(6番人気想定)。

 

 この中では、坂がある府中芝コースの重賞レースの1着馬であるシュトラウスが一番良さそうに思いますが、この馬は、2走前にサウジアラビアRCに出走して3着に敗れています。

 

 また、前走の鞍上であったモレイラ騎手が、レース後に、この馬はコントロールが難しいタイプといった趣旨の談話を残していることから、大外ワクに入った今回のレースでは、道中の折合いに不安があると考えます。

 

 また、札幌2歳S1着馬のセットアップは、これまでの2勝がいずれも逃げ切りによるもの。

 2016年に、ダイワメジャー産駒のボンセルヴィーソが逃げて3着に好走したことがありましたけど、最後の直線が長く、基本的には、逃げ馬には厳しいレースのように思えます。

 

 もしもセットアップがダイワメジャー産駒ならば、先週のアスコリピチェーノや2019年阪神JFのレシステンシアや2015年阪神JFのメジャーエンブレム、あるいは2018年の朝日杯FSのアドマイヤマーズの好走からして、2歳時の阪神芝1600Мの舞台に適性が高いと思います。

 したがって、仮にセットアップがダイワメジャー産駒であれば、逃げ馬であっても高く評価しても良いところですけど、同馬はダイワメジャー産駒ではありません。

 

 ということで、消去法になりますが、残ったのは、2ワク3番のジャンタルマンタル。

 

 新馬戦も前走のデイリー杯2歳Sも、内側のワクからスタートして、外を回さずに直線で抜け出してきましたから、道中は逃げ馬を前に見るような感じで、インの3番手辺りを進み、最後の直線で前があいたところで早めに先頭に立つ感じで、好走を期待できそうに思います。

 

 今回、鞍上を川田騎手に替えてきたのも、プラス材料と思いますし、1番人気に支持される可能性が高そうに思いますので、これも好材料。

 ということで、軸馬は、ジャンタルマンタルとします。

 

           

※ 相手

 

 相手としては、折り合いがつくならば、前走で府中芝1800Мの重賞レース1着馬の力量を発揮してくれるであろうシュトラウスとします。

 

 あとは、近年の朝日杯FSで、人気薄にもかかわらず3着以内に好走した、クリノガウディーやグレナディアガーズが内側のワクに入っていた点を勘案して、1ワク1番のエコロヴァルツ、3ワク5番のタガノエルピータ、4ワク6番のセットアップ、7番のオーサムストロークの、内側のワクの馬のうち、前走で芝1600М以上の距離のレースを勝っている馬をピックアップすることとします。

 

 馬券は、ジャンタルマンタルの単勝馬券とジャンタルマンタルから相手5頭への馬連とします。      

 

         

      

※ 結論

 

 軸馬は、ジャンタルマンタル。

 相手は、シュトラウス、エコロヴァルツ、タガノエルピータ、セットアップ、オーサムストローク。

 馬券は、

単勝で、

       3番・1000円、

馬連で、

     3-18・ 500円、

     1- 3・ 300円、

     3- 5・ 200円、

     3- 6・ 200円、

     3- 7・ 200円、

    小計 5点・1400円、

    合計 6点・2400円

とします。

 

 

      ←  現在、32位くらい。

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