「おはなし」に興味のなかった子供
「英語と私①」で初めて英語に触れたときのことを書きました。
紙芝居セットを組み立てるのは幼児の力では結構な力が必要で、時に泣きべそかきながら、どうしてもケンちゃんの紙芝居が見たくて組み立てたものでした。
子供の頃は、本を与えられた子ではありませんでした。同年代の子が集まる場所へ行って、みんなが知っている昔ばなしなんかを全く知らなくて、親が焦って童話や昔話を買ってきましたが、いわゆる「おはなし」には全くと言ってよいほど興味がなく、殆ど読みませんでしたし、親から読み聞かせというのもされた記憶がありません。
どちらかといえば、「仕組み絵本」が好きで、その構造がどうなっているのか分解して(壊して)画用紙で動く絵本を作ったりだとかが好きでした
(幼児の遊びの域を超えてますね(笑))
幼稚園に「お気に入りの本を持ってきてください」と先生から言われ
自信をもって持参したのは・・
重たい「宇宙」の図鑑でした(笑)
リケジョならぬ、リケ園児。
作り話には興味がなく、現実にしか興味がありませんでした💦
(小学校に上がったら、国語の教科書のお話に向かって「どうせ作り話でしょ」と言ってしまうくらいのどうしようもなさ・・・(笑))
そんな私でも、ブリタニカの「もくもく村のケンちゃん」の英語紙芝居は楽しくて仕方がなかったんです!
今思えば、目で見えるアルファベットは英語だと親から教えてもらいましたが、紙芝居の中での異国語(魔法の国の言葉と言っていたと思います)は英語と思っていませんでした。
きっと好奇心から英語の世界に自然と引き込まれていたのかもしれません
マコとガコの冒険
もくもく村のケンちゃんで、基本的な挨拶やちょっとした日常会話的なものを覚え、擦り切れるほどメクリまくって見まくった紙芝居に飽きてはいませんでしたが・・
他にも教材があることに気づいてしまいました
何やら紙芝居に似た、なんとも重たい(A3コピー用紙2セット分くらいか)楽しそうなもの発見
リング式ファイルで1ページ1テーマの楽しいショートコンテンツ??(というのかな)
またもや、渋々親が組み立ててくれました。こちらは紙芝居ではなく立てかけファイルだったので、紙芝居よりも激しく使い込んで超ボロボロに(笑)
幼稚園から帰ってきたら、まずカセットとファイルをスタンバイ…の生活でした。
何と、現代ではDVDでよみがえっていました!!
ブリタニカのサイトに動画が埋め込まれており、再生して懐かしみました!!!
(ちょっとほしくなった)
アフィリでも何でもありませんので、興味あればご覧ください。
デジタルでよみがえった! なつかしの絵本『マコとガコの冒険』 - ブリタニカ・ジャパン (britannica.co.jp)
よく覚えているのは「わっからいずゅあへっ」です。
…英語でなんだかわかりますか?
これまた中学校でWhatを習った際にピンときました。
「What color is your head.」ですね。
登場するオクトパスが色々な色のついたカツラ?(いや、地毛だろうか)で登場し、あなたの髪は何色?とマコとガコがオクトパス君に繰り返し尋ねるのです。
他のコンテンツも、こんな感じで繰り返されるのでいつの間にかフレーズごとたくさん覚えていましたね・・・。
沢山のカラーを覚えて、得意げにクレヨンの色を英語で言っていたら、「いい加減にしなさい」と残念ながら怒られました(親って「うちの子天才!」とか思わないものなんでしょうか)
我が家の場合は、親が乗り気ではなかったし、英語はさっぱりわからなかったようなので、教育ママになることもなく、だからこそ、
子供自ら進んで楽しめたのかもしれませんね
じつは、学卒後は「先生」と呼ばれる仕事に就きました・・・いずれ、自分の子供時代に重ね生徒様、親御様の英語にまつわる話をしようと思います。(おたのしみに?!)