こんにちは!
週末発酵料理教室の先生、Miiです。
今日から少しずつ、「発酵」のことをお話ししていきたいと思います。
発酵って聞くと、なんとなく難しそう・・・
とか
特別な人がやるもの、というイメージを持つ方が多いかもしれません。
でも本当は、そんなに遠い存在ではないんです。
むしろ
私たちの毎日の暮らしの中に、しっかりと息づいているものなんです。
冷蔵庫の中にも「発酵」がいっぱい!
ちょっと冷蔵庫を思い浮かべてみてください。
味噌、お醤油、お酢、納豆、ヨーグルト、ぬか漬け、パン・・・
この中に、どれか一つはきっとありますよね?
そうなんです!
これらは全部、立派な「発酵食品」。
つまり、菌たちの働きで生まれた食べものなんです。
普段何気なく食べているものが、
実は「目に見えない小さな生き物たち」のおかげでできている・・・
そう思うと、ちょっとロマンチックですよね。
発酵ってどういうこと?
では、その「発酵」って一体なんでしょう?
簡単に言うと――
目に見えない菌たちが、食べものを変化させてくれること!
この「変化」がとても素晴らしいんです!
菌たちは食材の中の栄養を分解して、
・味や香りを豊かにしたり
・体に吸収しやすい形に変えたり
・腸がよろこぶ成分を生み出したりしてくれます。
たとえば、味噌の中では「麹菌(こうじきん)」が作った酵素が働いて、
大豆のたんぱく質を「旨み成分」のアミノ酸に変えてくれます。
だから、お味噌汁って、あんなにホッとする深い味になるんですね♡
発酵は「時間」と仲良くなること
そして、もうひとつ大切なこと。
発酵は、頑張らなくても大丈夫なんです!
菌たちは、人が手を加えすぎなくてもちゃんと働いてくれます。
私たちができるのは、「少しお手伝いをして、あとは見守る」こと。
仕込んだ麹を見て、「今日も元気かな?」と覗く。
日々の温度や香りの変化を感じる・・・
そんな小さな時間の積み重ねが、発酵の魅力なんです。
忙しい毎日の中で、ちょっと立ち止まって「待つ」。
その時間こそ、現代の暮らしに必要な「ゆとり」なのかもしれません。
さいごに
発酵って、特別な知識がなくてもはじめられるもの。
菌たちは私たちの味方であり、台所の小さな仲間です。
次回からは、もっと身近な発酵食品の秘密や、
おうちでできる簡単な発酵の楽しみ方をお話していきますね。
どうぞ、お茶を飲むような気持ちで、ゆるゆるとお付き合いください。
今日も、やさしい発酵とともに♡
365days.fermentation
週末発酵料理教室の先生
Miiでした!
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次回は「塩麹ってなに?魔法のような調味料」についてお話しします。


