元旦,朝9時に,息子夫婦,孫2人と私の5人で自宅を車で出発。成田空港近くに予約していた民間の駐車場に10時に到着。そこからはバスで空港まで送ってもらう。

年末のニュースで空港が混んでいるのを見たが,元日の出国者は少なく,我々の乗るAircalin航空カウンターのある所からかなり離れたところまで人がいなかった。ニューカレドニア行きの飛行機での座席は我々の後ろの座席6席だけという席だったが,帰りの飛行機では我々の座席は一番後ろだった。

機内放送はフランス語で,次に英語,次に日本語で,中国語も韓国語もなかった。これは街でもそうだった。

午後1時出発で,日本時間では1946分着,現地時間では2146分。ホテルに着いたのは23時を回っていた。ニューカレドニアは,オーストラリアの東方にあるフランスの海外領土であるが,自治が認められていて,2014年~2018年の間に国民投票で,フランスにとどまるか独立するかが決められることになっている。

ロビーで驚いたのは受付横の案内板のフランス語の下に日本語しかなかったことである。その後街に出ても日本語の案内板が多かった。部屋に入るとテレビがつけられていた。NHK の総合テレビが日本と同じ時間に放映されていた。

ニューカレドニアの人口は30万人弱で,日系カレドニア人は約8000人だが,首都ヌメアに多く住んでいるのではないかと思う。

小説『天国にいちばん近い島』の舞台となった常夏の島である。