20121231日。

 沖縄美ら海水族館から帰り,みんなはプールで1時間ばかり泳いだ。私は来る時,水着を探したが見つからず,借りるか,買えばいいと思っていたが,結局はプールに入るのはやめた。

 食後,息子夫婦と上の孫はホテルの庭園で開かれているショウを見ることになったが,下の孫が紅白歌合戦を見たいというので,彼に私は付き合った。昨年は年末年始をオーストラリアで過ごしたので紅白歌合戦は全く見なかった。紅白歌合戦を見たが,知らない歌手ばかりで,歌も面白くないので,ほとんど寝ていたかもしれない。

 10時半頃,やっと私の好きな演歌が続くようになったと思ったら,庭園にいる息子から年越しそばが振る舞われているし,舞台も面白いので来るといいと呼び出された。

 舞台は山猫音楽隊と称する5人のグループが出演していた。

池田卓という人が三線を弾きながら歌っていた。その歌の素晴らしさに驚いた。住民40人ほどの西表島出身で現在もそこに住んでいるというシングソングライターである。50分ほどの演奏であったが,歌はいかにも沖縄という感じの歌で,島に関する歌が主であった。ホテルの庭園は非常に寒かったが,彼の沖縄に関する話も面白く,大勢の人が聞いていた。そこでは無料で温かい年越しそば振る舞われていた。

中学1年生の孫は,池田卓のCD14曲収録)にサインをしてもらい購入した。次の日からのドライブ中はそのCDを聞きっぱなしで,孫2人で何度も歌っていた。