こんにちは♪
US LPGA A級インストラクターのヒロコ・ベンダーホーフです。
今日はゴルフラウンド中に雷に遭遇した時の身の守り方について、お話しをさせて下さい。
今の季節、「空が急に暗くなり、ゴロゴロと雷の音がしてきた…」ということは街中でもよくありますね。
ゴルフ場で、特にセルフでプレーをしている時にこのような状況に遭遇すると、
どのように避難すれば良いのか戸惑ってしまう事もあるかと思います。
下記は一般の雷対策を、ゴルファーに向けに解説したものです。
是非参考になさって下さい。
★ 傘・ゴルフクラブ
傘は絶対にささないで下さい。
傘をさすと先端(ピッケル)が頭より高くなり、頭より傘の先が20センチ程高くなった事で、生死を分ける事もあります。
ゴルフクラブも、体から離して地面に寝かせます。
★ フェアウェー真ん中にいる時などの低い姿勢の取り方
フェアウェー真ん中にいて「直ぐに動くのが危ない」時は、その場で身を低くします。
寝そべらず、指で両耳穴をふさぎ、両足を揃えてしゃがみます。
ゴルフクラブは離れた所に起きますが、アクセサリーは身から離さなくても大丈夫です。
移動をする際は腰をかがめ、出来るだけ低い姿勢で移動しましょう。
★ 電動カート
自動車と構造が違うため、避難場所にはなりません。カートから離れて下さい。
★ 木のそばでの避難
近くに避難小屋などがない場合、5メートル”以上”の木は比較的安全とされています。
ただし、木から4メートル以上離れて下さい。これは木の幹からでなく、小枝や葉も含めての(←大切)4メートルです。
下図の水色い部分(木の頂点を見上げる角度が45度以上のエリア内)に避難します。
心理的に木の根元に身を寄せたくなりますが、『側撃雷(そくげきらい)』といって、雷が樹木に落ちた際にその木の近傍にいる人や物体にも電流が流れてしまいます。木の近くには、行かないで下さい。
今の季節は雷の多い月ですので、「先ほどまで晴天だったのに、空が急に暗くなり雷の音が聞こえてくる…。」ということはよくあります。
私のお客様で「ラウンド中に避雷小屋に避難したら、2時間そこで待たされた。」
という方もいらっしゃいました。
虫に刺されやすい方は、虫よけなどもゴルフバッグに入れておくと良いかもかもしれません。
最後までお読み下さり、有難うございました。
【スポーツ科学で自分の長所を自己分析! 無料メール講座(全5回)】
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170828/09/363672com/08/c3/j/o0230012314014836431.jpg?caw=800)
![チョキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/105.gif)
自分のゴルフを自己分析 無料メール講座(全5回)
”自分のゴルフ”だからこそプレッシャーに強い