ゴルフレッスンって、本当に効果があるの? | アメリカ女子A級ゴルフコーチ ヒロコ・ベンダーホーフの、東京でバンカーからドライバーまで丁寧にマンツーマン ゴルフレッスン

アメリカ女子A級ゴルフコーチ ヒロコ・ベンダーホーフの、東京でバンカーからドライバーまで丁寧にマンツーマン ゴルフレッスン

都内で2つの高さのバンカーでのバンカー専門レッスン、40ヤードの天然芝でのアプローチ専門レッスン、体験ゴルフレッスンをアメリカA級女子コーチが行っています。‟ゴルフレッスン人気ランキング1位”に選ばれたブログもどうぞお楽しみ下さい。

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「どうせヒロコ先生だって、私を上手に出来ないんでしょ。」

 

これは15年以上前に、ある生徒さん(Aさん)の口から出た言葉。

 

Aさんは50代男性。穏やかな人柄で、受け答えも丁寧。

でも、一つ他のお客様と明らかに違う点が。

 

インストラクターがスイング分析のためにお願いする事、例えば

「今度はドライバーで打って頂けますか」

 
に対して確かにドライバーで打つものの、2,3球も打つと
すぐに自分の打ちたいゴルフクラブに持ち替えて
ボールを打ち始めてしまうこと。

 

何度お願いしても同じパターン。

 

「きっとAさんは私のレッスンがお気に召さなかったのだ。
残念だな・・・。」

 

そう思っていると、翌週もAさんはレッスンに来られる。

 

行動パターンはいつも同じ。

お願いする事に「はい」とは応えるけれど、すぐに自分のすきなクラブに
持ち替えて、ボールを打ち始める。

 

でもまたレッスン予約をして帰っていく・・・。

 

そんな繰り返しに、とうとう私は

 

Aさん、私はAさんをお上手にしたいと思っています。
けれど、申し上げるに協力をして下さらないと難しいです。」

 

すると、Aさんはポツリ。

 

「…どうせヒロコ先生だって、私を上手にはしてくれないんでしょ。」

 

その言葉を聞いた時、私の体は凍りつきました。

 

「この方は傷付いてきたんだ。

ずっとゴルフインストラクターに裏切られてきたんだ。」・・・と。

 

 

上手になりたい。でも上手になれない。

どのレッスンを取ったって、誰一人として自分を上手にしてくれなかった。

それでも自分はゴルフが大好きで、諦められない。

コースに行けば同じ失敗の繰り返し。

まるで自分自身を否定されたような気になる。

 

上手になりたいのになれない!

 

この辛さは、まさにアマチュア時代に私が経験した事。

 

上手になりたいのになれない。

ずっと傷付き、うわっつらの笑顔でゴルフをしていたあの頃。

 

渡米後、アメリカLPGA協会で勉強し

長所を活かす事で、その人のゴルフがどれだけ変わるか、

その人の個性を引き出すことで、どれだけ上達するか

それを間の当たりにしてから、私のゴルフ人生が変わりました。

ゴルフが心から楽しくなった。

 

Aさんとは、徹底的に話し合いました。というよりAさんの話にじっと耳を傾けました。

 

幸い、Aさんとの付き合いは長きに渡り続いています。

 

「ゴルフインストラクターなんて、どうせ私を上手にしてくれないんでしょ。」

Aさんがポツリとこぼした言葉。

 
今でもゴルフインストラクターとしての姿勢を正してくれる一言です。