諸行無常」を私達の日常に落としてみます。
現象(事実)は今しか存在しません。一秒前も存在しません
全てが過去です

これを細かく観ていくと、例えば指を一本立てたとします、人差し指でいいです、そしてすぐに人差し指を閉じお兄さん指を立てました。
その時点ではお兄さん指しか存在しません、立てた人差し指はもう跡形もありません

美味しいスープを飲みました、その時はスープの美味しい味が口いっぱいに広がりますが、でもすぐに消えますね
そのスープの味を取っておくことはできません


例えば誰かに嫌なことを言われました、でもすぐにその現象は消えます
でもその言葉を思い出し、イライラしてしまいます、思い出せば出すほどイライラが募ります

ほんとに日常の細かいことですが、これが「諸行無常」です

それはそれらが確かに「在る」と勘違いしているからです
その根本、なにを在ると勘違いしているのか?そのことにイライラしている「私」です

イライラすることを言われたという事実はあります。
それが「私」に向いているという錯覚です

「私」への絶対的な執着です
執着は外の出来事に対してではなく「わたし」に執着しているのです。
だから、過去の反省や、例えばお金、地位、考え方、、これらに執着しているのではなく、「わたし」に執着しているのです

何かに執着する、何かに囚われる「エネルギー」が私であり、何かを求める「エネルギー」が私であります

つまり、外に対して何かに執着したり、囚われたり、求めるほど「私」という執着のエネルギーが濃くなるのです

それが濃くなればなるほど私が重くなると言う悪循環が生まれます

私が表に出れば出るほど悪循環しか生まれません

これは、私が悪循環なのでどうのこうのではなく、元々私など存在しない、、それに気付くことが全ての苦悩からの解放になるのです

 人から中傷されたら「私が言われた」と思わないことです。私など存在しないのですから。「私の〇〇」なんて考えも持たないことです。私すらも所有できないのに、どうして他所有することができるでしょうか。すべては流れ去っていくもの

それが「諸行無常」です

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