釈迦がごくごくシンプルなことを悟りました
「自分の心をよく観察してみなさい、自分がいないとわかって楽になりますよ」、、です

この真理、シンプルそうで奥が深い
優秀な弟子たちはこの解釈のため討論を重ねた末に、とんでもなくややこしい内容で数100冊もある経典を作ったのです
それを集約したのが般若心経と言われます

一般の人にはわかるはずもない、もはや学者でもわからない内容が数100冊もある経典に当然一般の人は「わからない」と、しだいに仏教から離れて行きました

しかし700年経ち、龍樹と言う天才が、それを一言で表しました、それが『空』です
そこから大乗仏教が生まれたのです
日本の仏教はほとんどこの大乗仏教です

「空」これが仏教の基礎です

この『空』
在るけど無い、無いけど在ると捉えれます
目の前の空間、在るけど無い、無いけど在るとなります

ウルトラマンはいますか?
仮面ライダーは?(わかりやすい例です)

あなたの心の中にはいるけど、実際にはいない、、、です
これが「空」です
結論を言えば現象は心の中に在るけど実際にはない、、となります
実際には無いけど心の中に在るです

龍樹の言葉です
この世のすべては、ただ心のみであって、  あたかも幻のすがたのように存在している。

「空」つまり、この世は「幻」なのです
仮想、フィクションです
これで、釈迦の言う「自分はいない」が理解できます

そして龍樹はこうも言っています
この世界はことばの虚構から生じている」

例えば夫と妻
これはお互いに依存して初めて夫と妻となります。夫がいないのに「わたしは妻」はあり得ません

妻は相手がいて初めて妻となります
※妻そのものではありません

つまり夫婦というのはお互いの心の中にある幻影となりますが実際には他人です
そして、他人→知り合い→友達→恋人→夫婦→(離婚)他人
幻であるから普遍的ではありません、コロコロ変わります

もしも私達夫婦が離婚すれば、その幻も消えます、それが「空」です

親子もそうです
わたしの子供が生まれた瞬間、私は父として生まれました、、です

人は自分の育ちとか、どんな学校を出たとか、こんな会社に勤めているとか、どんな特技を持っているとか、どんな責任を背負っているとか、そういうものがないと、自分が生きている意味みたいなものを感じられなくて不安になっちゃうんです。 この「これが自分である」、、それが「空」の一文字に集約されています

会社も社会も国も全てがそうです
全てが「空」仮想現実です

物質もそうです
お茶碗は元々は土です、土から形を作り、私がそれをお茶碗という物でご飯を入れる物と認識した時点でそれがお茶碗となります
お茶碗を知らない外国人から見たらそうではなくただの物です
お茶碗と名付けられ、役割をつけられるのが幻で、実際にはただの土でできた物です

もはや言葉では説明できないのが
「空」の真意なのです

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