「十方無限世界即ち我の身体成り」
釈迦が悟りを開いた時の言葉と言われています
十方とは
東、西、南、北、南東、南西、北西、北東の八方に前と後ろの二方を出したものです
なかなか小難しく聞こえますが
この「身体」を「五官」に変えればわかりやすいですね、身体は素粒子です、私ではないです
この世界は素粒子という「エネルギー」で成り立ちます
そして、その世界はあなたが見た瞬間に波から粒子に変わる、つまり見た瞬間に世界が現れます
目を瞑っている時は世界は存在しません
だから、あなたの後ろや目の届かないところには世界は存在しないことになります
それは、世界の中にあなたが存在するではなく、あなたの中に世界は存在するという意味です。そのあなたは肉体ではなく、五官です
鳥の囀りは外にあるのではなく、あなたの中にあります、車の音も、子供の笑い声もです
見えるものも同じ、嗅ぐのも触れるのも、味わうのも、外ではなく、あなたの中にのみ在ります
言い換えれば
意識的ではなく、無意識にあなたが世界を映している、創り出しているということです
「即ち我の身体成り」
まず、目の前の例えばコップ、これをコップという物で在り、飲み物を入れる物で在り、子供にプレゼントされたものであり、お気に入りで在るという記憶を除くと、それはただの物となります
それをコップと認識した時点であなたとコップの分離が成立します(深い意識の中で)
目の前の全ての物や音に何の名前もなく、意味もないとします。そして、それらはあなたの中にのみ在るという意識状態です
すると
例えば目の前に現れた人(これも記憶)は誰かではなく、あなた自身という感覚が蘇るはずです
見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触る、、、全てがあなたが創り出したもの、あなたの中にのみ在るもの
あなたと世界はひとつということです
これが
「我の身体成り」の本質です
これは体感するしかないものでも在りますね