世の中に沢山ある信号ですが、車の運転免許をとったときに、そのペーパー試験の学習で、青信号というのは、車なり歩行者は「進んでいい」ということを初めて知った。前に行かなければいけないという思い込みがあったわけだから、これは実際の道路の実情とは少し違うということでしょうか。


青信号は行動に例えられて現状から前にゴーだ、ということですが、僕の場合どうだったかというと、常に青信号は出ていたはずなのであるが、世の中の実際を掴んでいないのと、自分に自信というものがほとんどないということに加えて、精神疾患でそのパフォーマンスに周りが少し警戒することがあったから、ことごとく足がすくんでいたということです。


少しずつ前に進み始めたのは、いわゆるもうどうなってもいいやという気分で身体を投げ出すと、意外と厳しいばかりと思っていた周りの状況が何とかなることも出てきたと、手応えを感じ始めたということからきます。


生活のためには何とかしないといけないという、他人から見るとお粗末な体たらくなのであるが、身体も気分も何処まで青信号は続いてくれるでしょうか。