エネルギーを僕もある程度備えているから毎日動けているわけであるが、もう少し何とかならんかなと思うこともまだ時々ある。


大抵もうこの辺りでセーブしておこうかな、少しずつほぼ毎日働いているのだからと、自分を納得させている。若い頃からサボりまくっていた時代から比べると自分に対しては途轍もない説得力はあるつもりだ。


後悔がないと言えば嘘になる。学校出てからこんなに頑張れるモチベーションがあったらもっと違う人生だったかなということだ。でもそういう思いは年々小さくなっていく。


昔はどうしようもなかったのだ。エネルギーはまともな方に自力で向けることが出来ずに、マイナスの方にも走ることを止めることが出来なかった。自分自身を制御できなかったから仕方なかった。


馬鹿は風邪をひかないと言われるが、今あの頃の身体能力があればとも思うが、それも詮無いことだ。外出すれば周りを見渡すとほとんどが僕より若い世代の人たちである。その人たちが便利な世の中にこちらもついていくだけだ。