気持ちの底にいつもあって言葉にならなかったものとは、今までそこそこやってきたのだから、それはひとまず認めておこうということです。

その逆に認めたくないということももちろんあって、それはもっと何かやれるだろう、昔を振り返ってもっとやれただろうという後悔もあるわけです。

後悔という感情をあまり意味がないという話はよく聞く。というより後悔が意味があるという言葉は聞いたことがない。ところがこれは僕には当てはまらないと思うわけで、後悔しなきゃ現在から将来への生活に活かせないだろうということです。

後悔というのはミスをした、しくじったということだから、それを認めないとその過ちを潰して少しでもうまくいく方向にベクトルは向かない。スポーツの実況中継でよく聞くことです。

ただいつも書いているのは歳をとってくると、ミスを潰していくという前向きなことと、もう死ぬ時期も若い頃よりは近づいてきたのだからどうでもいいやという投げやりな気持ちが混在している現状です。