誰しもリラックスする空間は最低一つは持っているものだと思います。僕なら家か。そして週に何度か出かける喫茶店でしょう。

自分の行動が何かの契約に縛られている空間や時間帯はそこそこ緊張します。リラックスしている場所から緊張する場所への移動は気が進まないところもあります。

僕の場合は根が小心者なので絶対なんとかしないといけないと必要以上にナーバスになるということと、近年歳をとってきたからかもうどうでもいいやという投げやりな気持ちがないまぜになり、背中を押されて仕事といういわば戦場に突撃していくわけです。

ある意味計算できない場所というものは、自分がどういう立場にいつ置かれるかわからないわけだから、これは我が身を大事にするというより、一旦何か大事なものを捨てるということでしょうか。そうすると何か思いもよらぬものが手に入るとかいう人もいるが、残念なことに叩き潰されて跡形も残らない経験もしたことがあります。

ところが大袈裟だが座して死を待つというのも好きではないので、無駄な足掻きを死ぬまで続けるわけです。不安は踏み越えていきます。