ここで少し義母のことを書いておきます。
しっかりしてて子供(主人や主人の弟)たちのことを思い、孫達のことを可愛がり、とても良い姑さんでした。
義母に異変が現れたのがかれこれ10年前…
自宅で突然具合が悪くなり倒れました。
その時の診断は
脳梗塞。
幸い早く手当てしたおかげで後遺症もなく、その後の生活は穏やかに出来ていました。
それから三、四年経った頃、便器が真っ赤になるくらいの血尿が出た!と…
原因がすぐには分からず、約1ヶ月近く色々な検査をした結果、
悪性リンパ腫という、いわゆる血液のがんにおかされていたのでした…
ステージは3。
リンパを通って膀胱や他の臓器にも腫瘍が出来ていました。
その後の治療で
入退院を繰り返しながらもなんとか腫瘍は消えてくれて、晴れて寛解。
喜びや希望に満ちた生活は、また三年後に
脳に再発という厳しい現実が待っていました…
前回の治療で悪性リンパ腫に対する
抗がん剤を使い果たしたので、
残る手段は
脳への放射線照射。
お義母さん、まだ生きたい!まだまだ孫の成長を見たい!と頑張りました…
その頑張りもあり、それから1年近くは弱々しいながらも普通の生活をして…
しかし、脳の腫瘍は放射線が消してくれましたが、
叩いても叩いても現れる脅威のがん細胞は
再び
眼
に現れて猛威を振るいました…
眼の権威として紹介された、自宅から高速で1時間かかる病院の先生に診てもらい、手術もし、出来る手段は全てしてもらい、
手を尽くした…と言われました。
それから…
数日単位で目の視野が狭くなり、あっという間に全盲になりました…
その頃には自宅のベッドで起き上がることもできず、主治医の先生と相談して、
ホスピタルに入院することになりました。
家族も覚悟はしていました。
その後2週間、私たち家族は毎日代わる代わる会いに行き、もう意識もはっきりしない義母と
最期の時間を共に過ごしました。
少し肌寒い春のよく晴れた日、7分咲きの桜を見ながら病院のフロアで、みんなでお花見

しましたね…
あの時の光景
目を瞑れば浮かんで涙が出てきます…





それから1週間後、夜中か明け方、誰にも看取られることなく、おかあさんは独りで旅立ちました…
意識はなく、眠るように亡くなったと思います。
おかあさん、私たちにたくさんの想い出と、優しさを遺してくれてありがとうございます

ふと、文章に残しておきたくなりました…