こんにちは!心の奥深くを探求する心理ガイド、フラクタル心理カウンセラーの新垣真治です。



今日は皆さんが普段何気なく生活している中で、意識的であろうと無意識であろうと、私たちの行動や思考に影響を及ぼす「依存」と「支配」について考えてみたいと思います。



そのための一例として、「鬼滅の刃」の鬼舞辻無惨と赤ちゃんを引き合いに出します。



皆さんは「鬼舞辻無惨」をご存知ですか?強大な力を持つ彼は、その存在感で誰もが恐怖を感じざるを得ない存在です。



そんな彼と、無邪気な笑顔が魅力的な赤ちゃんを比べると、一見、まったくの対極にいる存在と思えますね。



しかし、「おまえは私を世話すべきだから、死ぬことは許さない。どんなに苦しもうと、生きて私の世話をしろ」という力強く、支配的な言葉と、「お母さんにそばに来て欲しかったのに。ここにいてかわいがってほしかったのに」という言葉は、同じものを求めているのです。どちらも他人からの注目、関心、ケアを求めています。




この類似性は意外かもしれません。しかし、これは私たちが誰かに依存し、時としてその人を支配しようとする原因なのです。自己の支配欲求を隠すために、弱者を演じるパターンが出てくるのです。



パターンを変えるためには、まずそれを認識し、理解することが必要です。一見、1%100%は全く異なるように見えます。弱々しく泣いている赤ちゃん(1%)と、強い力で支配する独裁者(100%)。しかし、本質的には同じであるということに気づくことは、自己理解の一環ですよ。




依存と支配、これらは私たちの生活の中で無意識的に現れることがあります。しかし、それを認識し、理解し、時にはそれを改めることができれば、私たち自身の成長につながります。



それは、日々の人間関係をより健康的で、満足のいくものにするための大切なステップとなります。




皆さんも一度、自分の内面を見つめ直してみてはいかがでしょうか?その中には意外な発見があるかもしれません。そして、それが新たな一歩への道筋となるかもしれません。




依存と支配、この二つの力がどのように私たちの人生に影響を与えているのかを理解することで、私たちはより良い自己を築くことができます。


それでは、皆さんがこの旅を楽しみ、新たな自己理解を得ることができることを願っています。


次回もお楽しみに。新垣真治でした。