いつも俺がパソコンをやっている後ろでそれを眺める妻

妻には持病があり突然意識を失ったり

つい最近の記憶さえも忘れてしまうことがある



普段俺がやっているFacebookには見向きもしない

そんな妻が「私も一緒につぶやきたい」と言ってきた

初めて興味を持ってくれたTwitterだったので登録してあげる


妻はキーボードもマウスも触れたことがない

キーボードは怖くて押せないようでツイートはできず

マウスもクリックすることができない


フォローやリツイートを一人で行うこともできないので俺がやってあげる

フォロワーが増える度に「ねーねー」と俺を呼んで見せてくれた

実際には俺が増やしてあげるのだがそれでも嬉しかった


マウスのクリックの仕方がわかり自分でフォロワーを作りたがった

検索やツイートは妻には難しいからフォローを教えてあげる




それでも一度発作が起こると全て忘れてしまう


ある日、妻がたまには俺のTwitterも見たいと言ったのでプロフィールを見せてあげた

「フォロワーいっぱいなんだね」


他人のプロフへはリンクが覚えれず行こうとしない

普段は妻のTwitterを2人で見ている

そういえば俺のプロフを見せてあげていなかった


そう思っていると『ブー♪ブー♪』と携帯が鳴った


「できたー やったよ できたよー」妻はニコニコしながらこっちを見ている

手には俺が前に渡してあげたメモ紙が握られていた



その日を最後に妻は体調を崩しTwitterができなくなった

こうして2人のTwitterでの生活は終わった


それでも俺は今日もTwitterでフォローを申請している

妻がくれたたった1度のフォローが嬉しかったから


そしてずっと俺はTwitterを続けていくだろう

妻との思い出をくれたから 妻との思い出が残っているから


元ネタ:大きな岩とたった1度のケアル(FF11 Flash)

俺の話は実話ではありません
Twitterだとどうなるのかなと書いてみました
気分を害された方いましたら申し訳ございません