先日ある講演会に参加してきました。
まず最初に言われたのが、ラーニングピラミットについて。
http://www.lead-seeekone.com/2017/03/03/about_learning_pyramid/
人に教えるってのはあれなので、こうしてブログでまとめるってことで自分への再学習としたいと思います。
サルコペニアは sarco(筋力) penia(減少)という意味であり、ギリシャ語が元。で医療系の論文検索サイト(英文) パブメドにて近年急上場してるワードトップ3の中の一つだとか。
ちなみに残り二つは、フレイル、再生医療。
で、サルコペニアって言葉は1990年くらいから使われてるけど、ちゃんとした定義は2010年。そのころから二次関数レベルに学術論文が増加したとか。
で、定義としては「加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や下肢筋・体幹筋など全身の筋力低下が起こること」
つまり、筋肉と筋肉量と身体能力の低下がサルコペニアに当たる。この定義的にはサルコペニアは「状態」ですが、2016年から「疾患」として扱われており、治せるものだということとなりました。
ちなみに骨粗鬆症も昔は「状態」でしたが気づけば「疾患」として定着しましたね。
でサルコペニアになりえるリスクとして、加齢、低活動、低栄養、病気の四つがあるそうで、加齢については筋肉量は30歳をピークに全身の筋肉量は年に1%ずつ低下していきます。
それに低活動が合わさると累乗レベルで筋肉量が減少してしまいます。
ちなみにベッド安静(ベッド臥床)では1日につき0.9%ずつ筋肉量は減少し、十分な栄養がない場合はその減少値は3倍。
でこんなサルコペニア対策としては
運動と栄養の二つ。
どちらかだけでもダメで、どちらともしっかりすることで対策になります。
運動ばっかりで栄養が十分でない場合は筋破壊になりますし、
栄養ばかりだと筋肉でなく脂肪として蓄積。
集団起立訓練の推奨も言われてました。
個別リハと違い患者さん同士の対抗意識にもなり、やる気もでるもの。
最近の病院ではNST(栄養サポートチーム)ってのが設置されてるところも多いようで、医師、看護師、リハビリ、管理栄養士がチームとなって患者さんを支えています。血液データから必要なエネルギーとかもしっかり見れそうです。
で驚いたのは、入院時FIM126点中36点だったサルコペニアの患者さんが、栄養とこうしたリハをしたことにより退院時には96点まで上昇したこと。
しかもその患者さんは89歳。超高齢者の方々でも治療可なのです。
一緒に講演会にいった同期と話したのは、リハビリでやってる個別のものってなんだろうなぁと。集団起立だけでいいのではなんて乾いた笑いをしてました。
参考:
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO07547280T20C16A9TZT001?channel=DF130120166089