◾️タイヤの空気圧の正解がよくわからない

ジジイはスペシャのターマックSL7というロードバイクに乗ってますが、購入当初タイヤの空気圧をどのくらいにすればいいか悩んでました。

 

その経緯を書いた記事がこちら。

 

 

最近はタイムアタックを全くしていないので、空気圧は前輪/後輪で560/580kPaにしてました。

 

◾️タイヤメーカーの空気圧ツールを見つける

GCNという有名なYouTubeチャンネルで台湾サイクルショーの動画を見てたら、ヴィットリアの空気圧ツールが紹介されてました。

 

そのリンクがこちら。

 

 

◾️推奨空気圧を試算してみる

トップ画面で乗ってる自転車の種類を選ぶことからスタートしていきます。

自転車の種類は、タイムトライアル、トライアスロン、ロードレース、ロードエンデュランスからロードレースを選択しました。(もちろんe-bikeはNo)

タイヤの種類はカーカスの種類(コットンかナイロン)、構造(レース向け、耐久重視、耐パンク構造)で選択します。

ジジイのタイヤはスペシャのS worksターボなのでコンペティションを選択。

タイヤ幅は26mm、チューブ入り(クリンチャー)を選びます。

タイヤの好みは真ん中のバランス。

自転車や装備や自分の体重を合わせた総重量はざっくり88kg(最近痩せたんです)。

走行する路面は一番空気圧が高くなるであろうスムースアスファルト、ドライ路面を選択。

 

その結果、推奨空気圧は以下のようになりました。

うおおおー、マジっすか??

前輪500kPaを切ってる!

 

ちょっとパラメーターいじってみると総重量が89kgと90kgで推奨空気圧が大きく変わることがわかりました。(1kg差で30kPa以上の変化)

というか、82kg〜89kgまで推奨空気圧が同じでした。

上側は90〜99kgまで同じでした。

 

◾️で、結局いくつにするか?

ジジイの自転車含めた総重量が推奨空気圧の上限に近いので余裕を持って一つ上の空気圧にしたとしても523/544kPaです。

その状態で路面を荒れたアスファルトにすると512/533kPaまで下がり、ウェット路面を選べばさらに497/517kPaまで下がります。

剛性不足によるビード落ちやスネークバイトは路面状況には依存しないので、結局ウェイトマージン取ったとしても前輪500/後輪520kPa程度で大丈夫ってことになります。

 

あとは実際に乗ってみての印象ですが、以前は560kPaだと後輪の剛性不足を感じたとジジイの書いた記事にあります。

ですが最近はゆっくりしか走ってないので下げる余地は十分あると思えます。

思い切って500/520kPaで走ってみようかな?

 

◾️試走結果

500/520kPaで40kmほど試走してみました。

山道の下りなど、高速域は確認できていませんが、乗り心地は明確に良くなりました。

荒れたアスファルトを通過するのが楽になりました。

ハンドリングも中低速では問題なし。

昔後輪を560kPaにした時感じた剛性不足は今回全然気にならず。

もう、目を三角にしてタイムアタックしてないし、のんびり走るだけだからかもしれません。

転がり抵抗も増えたのかもしれませんが違い分からず。

むしろ荒れた路面はスムーズに走れる分速度が上がった気がしました。(多分気のせい)

 

というわけで、500/520kPaは十分ありだということがわかりました。

今までの設定値580/600kPaと500/520kPaの間をいくつか試してみて、最終的に決めようと思います。