■駐在帰任直前にコケた
オハイオに駐在していた末期に不注意でコケました。
肋骨にヒビが入り、チャリもかなりのダメージを受けてしまいました。
直さないと走れないディレーラーハンガーはすぐに交換しましたが、シフターレバーのラバーフードの破れはそのままにしてありました。
今回バーテープが寿命になったのでフードも同時に交換することにしました。
■ブレーキラインカットが必要
フードを交換するには油圧ブレーキの配管カットが必要です。
コントロールレバー根元にコネクタ部があるのでそこでカットをすればレバーアッシーをハンドルバーから外してフード交換ができるようになります。
フードをめくってコネクタ部を露出させたのがこちら。
必要な工具は8mmのフレアナットスパナと10mmスパナです。
フレアナットスパナは持ってないので買いに行くことも考えましたが、
大したトルクかかってないし、スパナで代用しました。
スパナをかけた状態がこちら。
10mmスパナで太いほうを押さえながら8mmスパナで緩めていきます。
ナットを外してラインをカットした状態がこちら。
このままだとフルードが空気に触れている状態だし、何かの拍子でフルードが出てきてしまいかねないので、手早く作業します。
ハンドルバーからシフターレバーを外しフードを交換してすぐに組付けなおしました。
ブレーキレバーを動かさないように慎重に作業したのは言うまでもありません。
■バーテープを巻きなおしてひとまず完成
フード交換後の写真です。
左右ともバーテープを新しいもので巻きなおしました。
ここまでで時間切れになったので、オイル切れを起こしていたチェーンに給油し、全体を掃除していったん終了です。
後日、ブレーキフルードの交換とエア抜きを改めてやりたいと思います。
■スラムは整備性悪い
今までも性能面やギアレシオの考え方などで散々スラムをディスってきましたが、
今回整備面でも一つ文句を言わせてもらいます。
それはシフターレバーをハンドルバーに固定する締め付けボルトの向きについてです。
シマノの場合、フードをめくって後ろ側から六角レンチを突っ込んで緩めたり締めたりできるんですが、スラムの場合はボルトが前向きについており、フードをめくっても六角レンチを入れるのが相当に難しいです。
なぜこんな構造にしているのか??
ボルトの向きでシマノに特許取られているのかな?
ともかく、ジジイは現在スラムユーザーですが、もし次があるとしたら絶対スラムは選びません。