■運転したことのある国
行ったことのある国が26、その中で運転したことのある国が日本含めて21あります。
詳細はこちら。
その中でも住んでいた、または住んでいる日本、イギリス、中国、アメリカでの運転経験はかなりあります。ドイツも住んでなかった割には結構運転経験あります。
ちなみにアウトバーンでの最高速記録は250km/hです。それ以上は、怖くてやめました。
経験の多さで言えばおそらく日本人全体で言えば3σの外あたりに位置しているんじゃないかと。
3σといえば99.7%らしいので、1000人中3人くらいの変な人間に位置するわけですが、おそらくもっと希少かも。
希少だからといって貴重とは限りませんが、私が感じた運転が下手な国とマナーが悪い国を挙げてみます。
■運転が下手な国
まずはなんといっても、中国ですね。
失礼ですが、文字通りヘタです。
理由は簡単。
最近になってモータリゼーションが急激に発展したため、みんな初心者。
周りに上手い人いないから学習もできず。
仕方ないところがあります。
次にヘタな国は、我らが日本です。
異論あるかと思います。
運転技術だけ取ればそうでもないかもしれません。
でもね、サーキットで走るのでなく、一般道を混合交通の中で走るのであれば、他の交通とのコミュニケーションが運転技術の中では最も大切だと思うんです。
例えば、交差点でハンドル切りながら初めてウィンカー出すヤツ、右車線で右折合図出さずに停止していて、信号が青になったら右折ウィンカー出すヤツ、自転車の横をギリギリで追い越して行くヤツ、優先道路を自転車が来ているのに、脇道から出てくるヤツ、高速道路などで右側車線を占拠し続けるヤツ、覆面含むパトカーに追尾されて気が付かないヤツ、平坦で見晴らしのいい高速道路で一定速度で走ることができず、常に速度を上げ下げしているヤツ…
どれも、日本が一番多いです。(次が中国)
どうしてこうもコミュニケーションを拒否しているんだろうって思っちゃいます。
円滑な交通環境を実現したくないのでしょうか?
周りを全く見ていないんじゃないかと思えて仕方ありません。
運転時のコミュニケーションスキルという点で日本はダントツに最下位ですね。
■運転マナーの悪い国
中国は相当めちゃくちゃです。
逆行はごく普通。
歩行者には私が赴任した当初は全く譲りませんでした。
高速道路の追越車線から直角に曲がって出口に出ていった車を見たことも何度もあります。
渋滞時は車線も何も関係なく、鼻先をねじ込んだ方が勝ち。
でも、まあ、モータリゼーション始まったばっかりだと思えば、仕方ない。
中国のいいところは他の多くの国と同じように自転車乗りも一人の人間として扱ってくれるところです。(バスを除く。バスは非常に凶暴でした。)
マナーが悪い国でも日本を上げないわけにはいきません。
歩行者には譲らない。路上駐車が多い。自転車乗りを人間として見ていないかのような扱いをする。周りの状況を無視してやたらと飛ばすやつがいる。上と重複しますが、ウィンカーを直前まで出さない。
イタリアとかスペイン、フランスあたりもマナーがあまり良くないと言われていますが、それはヨーロッパ基準の話。日本に比べればずっとずっとマシです。
じゃあ、マナーがいい国はどこか?
ベストはやっぱりイギリスですね。
イギリス人、素で付き合うと結構荒っぽいところもあるし、飛ばすときは本当に飛ばしたりもしますが、マナーはいいです。
速度抑えるべきところではきっちり抑えますし、譲り合いになったときは譲った方が勝ちみたいなノリで、譲り合い合戦になります。そうなると大抵の場合私は負けて、先にありがとうって合図しながら通るのですが、その時相手は満面の笑顔です。
負けた感が半端ない。
モーターウェイ(高速道路)は右側車線を決して占有しないし、左側から追い抜くこともあり得ません。(後ろでイライラしながら待ってます)
次にマナーがいいのは、アメリカですかね。
私の住むオハイオ州は特にマナーいいです。
イギリスほど厳密ではなく、結構ゆるい感じなんですが、それがちょうどいい。
皆さん穏やかです。
何がいいかって、自転車で走っていると申し訳ないくらい追い越しません。
距離を保って延々と後ろについている人が結構多いです。
追い越す場合も、大きく間隔を開けて、ものすごく横にはみ出しながら追い越してくれます。お陰で最近はあまり一般道走らなくなりました。申し訳なくて。
まあ、中には例外もいます。たまにですけど。
アメリカでも大都市圏行くとちょっと様子が異なります。
ロサンゼルスとかマイアミとかは平均速度高くなりますし、車間も狭くなり、ちょっと殺気立ってます。(のんびりしたオハイオと比べるとですが)
それでもウィンカー出せば嫌がらせせずに入れてくれます。
なんで日本は入れてくれない人多いんですかね?
他人に不寛容な感じがします。
■まとめ
結局何が言いたいかというと、もっと周りのこと考えて、よく見て、自分が次にどう動くかを周りに早めにわかってもらえるようにし、他者と共存しましょうってことです。
その方が、もっと楽に気持ちよく日々を過ごせると思いませんか?