「マージナルゴング」、終演。


リハの最後の方から本番までは、怒涛すぎて、全くブログを書くことができませんでした。


最初にいうならば、劇場入りしてから、一枚も写真、撮ってません。

撮れたのは、衣裳がどんなものか、記録用にマネージャーさんが撮ってくれた写真のみ。

あんなにお弁当やケータリングのチェックに余念がない私が、一切食べ物の写真を撮らなかった。

それぐらい、怒涛の日々でした。


まずは、今回のステージ。

きっと今まで私を応援してきてくださっている方には、なかなか馴染みのない舞台だったと思います。

それでも「観てみよう!」とチャレンジしてくださった皆様。

本当に本当にありがとうございました。

そして、関係者の皆様も、本当にありがとうございました。





今回の舞台を終えてみて。

どれもこれも、初めてづくし。
初めての事に挑戦する時は、とにかくいらない何かを全て排除して、えいっ!とやってみるしかない。

けど、その「何か」が上手く何処かにいってくれない時がある。


そんな時は、一緒に作っている人達の、今回の役割ではない、その人本人の事を知る事で、ずいぶん乗り越えられたような気がする。

その人がどんな事に興味をもち、楽しみ、考え、心動かされるのか。

日常の中のキラキラしたものが、きっとその人の成分となって、パフォーマンスにも溶け出ていると思うから。


そういう事にふれながら、少しずつ、少しずつ、この作品を理解していったような気がします。


そして、沢山、大切な事を教えていただきました。

台本の読み込み方。
ピンチの時の対処力。
リセットの仕方。
諦めないこと。
謙虚さとは何か。
ユーモア。
オリジナリティとは。
美しさとは。

パーソナリティ。

ジョグジャカルタから始まり、稽古場や、楽屋、そして舞台の上で起こった全ての事に、沢山の学びをいただきました。



マージナルゴングへの道が全て繋がったかといえば…


まだまだです。


作品の中の一節の
「私達の出会いの始まり、そして、その終わり」
です!!

また今日から、リセットです。


ただ、後遺症が。


幅45センチ、高さ40センチくらいの道を見つけると…





こうなります。


最後の一枚は、唯一劇場でマネージャーさんが撮ってくれた写真。

でも、果たして、私かどうか。

ふふふ。

ありがとうございました。