今年の夏、玉田企画さんのお芝居に出演することになった。

 

玉田企画のお芝居を見たのは、約1年前。

4月に所属していた事務所を退所し、さてここからどうしたもんか・・・と思い悩んだ私は、たぶん暇だったんだろう。

 

Googleで「五反田」「芝居」で検索した。

私は五反田という町がとても好きだから、好きなもの2つを並べて、ただ、検索した。

 

そして、ヒットしたのが「五反田団」だった。

 

五反田団とは五反田を中心に活動する劇団、と書いてあり、まさか出てこないよな・・・と思って検索しただけに、なんだか演劇の神様が応援してくれている!なんなら導いてくれている!!ぐらいの気持ちになってしまった。

 

検索を続けるうちに、五反田団主催の前田司朗さんのワークショップが「アトリエヘリコプター」というところで行われることが判明。

アトリエヘリコプターは五反田にある。

即応募した。

 

そして・・・そのワークショップで・・・私はうちのめされた。

別に全然、怒られるとか、怒鳴られるとか、そういうことは全くない。

ただただ、出来なかった。

「あちゃぁぁぁぁぁぁぁ」という感じだった。

でも、数日たって、こりゃ絶対、やらなきゃだめだ!!と思った。

ただ、何をやらなきゃダメなのかがわからなかったので、とにかく芝居をいっぱい見ることにした。

 

そのワークショップのすぐあとぐらいに、アトリエヘリコプターで上演されたのが、玉田企画さんの「今が、オールタイムベスト」という作品だった。

 

なにも前情報もなく、ただただアトリエヘリコプターにもう一度行こう!という想いで見にいったのだけれど、

 

すごくすごく面白かった。

いっぱい笑ったし、ちょっと泣けたし、なんだか・・・キラキラしていた。

お芝居を見て、楽しいって、実はあんまりならない。

でも、玉田さんのは、楽しい。そして、好きだなぁって思いました。

 

そこでもらったチラシの束のなかにあったのが、この間まで通っていた「映画美学校アクターズ・コース」の開講のチラシ。

修了公演の担当演出家の名前に玉田さんの名前があった。

たしかその公演のとき、偶然前田司朗さんも同じ日に見ていて「映画美、いいんじゃない」とおっしゃっていた。

 

他にも映画美学校に通った理由は沢山あるけれど、やっぱり、玉田さんの芝居を見て、この人の演出を受けてみたいと思ったのは大きい。

 

実際に「S高原から」という芝居の演出を受けて・・・めちゃめちゃ楽しかった。

玉田さんがふと「こうしてみよう」と提案すると、ぐっとその人が演じるからこその面白みが出てくる。

その変化が面白くて、稽古は自分のシーンじゃなくてもずっと見ていてあきなかったなぁ。

 

それは今回の公演のためのワークショップオーディションでも同じで、

オーディションなんだけれど、その演じる人に玉田さんが「じゃぁ、設定を人妻とサークルのコーチで」なんて言うだけで、すごく面白くなる。

ちょっとこういってみて、というだけで、関係性がぐっと動き出す。

 

なんだか長くなってきちゃった。

 

今回は「バカンス」というタイトルがついている。

 

バカンス・・・バカンスって、どんな感じなんだろう。

楽しそうだけど、チラシを見る限りでは、なんか、暗い。なんでー。

あぁ、楽しみだけど、怖い。

 

始まる前は、いつもすごく不安が襲ってくる。

 

できるかなって。

 

人生で初めて、オーディションを受けて、合格した舞台です。

 

ぜひ、できたい!!

 

大好きな五反田で、大好きな芝居ができるよ。

嬉しい。

 

頑張ります。