「サウンド・デザイナー」森永泰弘さんにお会いしたのは、6月だったと思います。
事務所マネージャーから「朗読劇のオーディションを受けてみないか?」とお話をいただきました。
特に事前に台本を貰うこともなく、(いったいどんな事をするのかな)と、ドキドキしながら身一つで会議室に入ると…
2人のプロデューサーさんに挟まれて、真ん中に座ってらっしゃったのが…森永さんでした。
森永さんは、とにかく…凄い方です!
Wikiで見てもらえたら!
私が上手く説明できないのが、あぁ、もどかしい!!
とにかく、そこで今回の「マージナルゴング」の概要を聞いたのですが…
最後まで真剣にきいても、結局受かったら、自分が何をやるのかがわからなかったのです!!
もちろん、どんな世界観か、どんなコンセプトなのか、どんな事を目指していくのか、、ということは、ふんわりとわかりはしました。
ただ、いつもみたいに
役名は〇〇で、設定はこうで、年齢はいくつ、あらすじはこうで、見所はここ!
っていうのじゃ、ないのです。
これは、人生というか、この仕事に就いて、オーディションを受ける上で、初めての体験でした。
何をやるかは、正直、わからない。
ただ、わからないけど、わからないのに何故か、、
受かりたい!受かって、このスタッフの皆さんと、ぼんやりとしかまだ見えてない世界を(私だけかもだけど)作り上げてみたい、と思いました。
それぐらい、わからないなりに、お話していて面白かったんです。
「東南アジアの島々に伝わる、青銅器・ゴング」
そのゴングに纏わる説話をモチーフに、最新のメディア・テクノロジーとサウンドデザインで越境する物語。
ふむ。
そこから三ヶ月かけて、私は少しづつ、どんな世界なのかを感じはじめています。
いるはずです。
さて。
出演することが決まって一ヶ月半経った頃…
私以外の出演者が、何やら先にリハーサルをするとの噂。
そのリハーサル地は…
ジョグジャカルタ!!!
ってどこー?!!!?
これは行くしかない。絶対に。
マネージャーさんに交渉してもらい、スタッフさんのOKをいただき、無事に私はジョグジャカルタへ行くことに。
行き帰りの飛行機は1人!
なんと、トランジットあり!!
ガイドブックがない!!!笑
と、とにかくマージナルゴングに関わってから、初体験づくしです。
ありがたいことです。
なので次は、ジョグジャカルタのリハーサルの模様を書きたいと思います。
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