ナカムラクリニックさんの今日11日の記事です ドキドキ

 

男はみんな知っていることだけど、女性諸君は知っていますか。

30代だろうが60代だろうが、男はいくつになってもマザコンみたいなもので、

大事な母ちゃんが亡くなったら・・・

 

母が死んで、当然悲しかったわけだけど、なぜ悲しいかといって、

母がどこにもいなくなってしまったからだ。
 

晩年は癌で、実家のリビングにずっといた。

僕は県外で働いていたけど、「もし実家に帰れば、いつもの定位置にいるだろう」と

想像することができたし、実際帰省すると、そこにいた。
 

しかし、いまや、母はそこにいない。そこどころか、世界中のどこにもいない。
僕にはこれが不思議だった。バカなことを言っていると思われるかもしれないけど、

「人が死んだら、いなくなる」ということが、何だか妙に不思議だった。

そして、息がつまるように悲しかった。
存在が、消滅する。
これが死ということか。

 

続きはナカムラクリニックのHPをご覧ください。

 

 

 

ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

 

HPからの続き

途方もなく重い気持ちになって、でも泣いたってどうにもならない。

ただひたすら、悲しい。
でもしばらくして、僕は悲しさから解放された。

母が、いなくなると同時に、あらゆるところにいるように思ったからだ。

町ですれ違う誰とも知らない女のなかに、目の前にいる女性患者のなかに、

抱く女のなかに、母の面影を感じるようになった。
 

もちろん言葉には出さない。ただ黙って、感じている。
大きな一枚鏡が割れて、その小さな破片が世界中のあちこちに散らばったようだ。
鏡の破片に女性性のきらめきが一瞬映り込んで、そこに僕は、母の姿を見出す。
どこにもいなくなるということは、あらゆるところに存在するということだ。

 

死という虚無が、普遍に通じているということを、母の死を経て強く感じるようになった。

ゼロと無限大がほとんど隣り合わせだということは、ちょっとした発見だった。

 

当直の仕事をしていて、死亡確認をするときがある。
心停止、呼吸停止、瞳孔反射の消失。
死の三兆を確認した。時計を見る。
「午後11時47分、死亡を確認しました」とご家族に伝える。

 

はたからは堂々と振舞っているように見えるだろうけど、こっちはけっこう緊張している。
慣れない。慣れてはいけない、とも思う。
まだ亡くなって間もないときだと、聴診器を当てているときに体温を感じることがある。

心臓も呼吸も確かに止まっているけど、まだぬくもりがある人を、

「死亡」と宣言するのはなかなか勇気がいることだ。
 

こういうとき、やっぱり理論が役に立つ。

「僕が判断するんじゃない。理論が判断しているんだ。心臓と呼吸が止まり、

瞳孔反射がない状態が死の定義であって、

体温の有無は生死の基準と無関係だ」と自分に言い聞かせる。
 

個人的には、死の兆候が最も早く、最も特徴的に現れるのは、目ではないかと思う。
死ぬと、全身の循環が止まる。

目も例外ではなくて、

生きている人では常に涙液が産生されていて、目の乾燥を防いでいる。

だから、死亡確認のために目を開けるとき、

亡くなっている人の目は、乾燥でニチャッとする。

涙液の産生が止まっているから、すでに目にうるおいがないのだ。
 

瞳孔反射の消失、対光反射の消失、角膜表面の乾燥など、目が与えてくれる情報は多い。「死人に口なし」かもしれないが、

「死者の目は口ほどにものを言う」というのも真理だと思う。
 

あと、さりげなく鼻を触ると、すでに冷たいことも判断の一助になる。

末梢だから冷たくなるのが早いからだ。

90代の女性の死亡を確認し、ご家族に死を告げた。
60代くらいの息子さんが、「あはー!」と大きな声をあげた。

僕は最初、それを笑い声だと思った。それぐらい突拍子もない声だった。

しかし声をあげると同時に、母の亡骸に抱きついて、ものすごい勢いで泣き始めた。
 

僕はその様子をそばでじっと見ていた。見ているうちに、僕も泣きそうになった。
母が死んだときのことを思い出した。

僕もこの人と同じように、母の遺体に抱きついて泣いたから。
 

男はみんな知っていることだけど、女性諸君は知っていますか。

30代だろうが60代だろうが、男はいくつになってもマザコンみたいなもので、

大事な母ちゃんが亡くなったら、こんなふうに泣くんだよ。

記事

 

 

おまけ

COBRAインタビュー

コブラは人間と宇宙人のハイブリッドと言われている。

このことか

う~~む(デヴィッドウイルコックが泣いたのはこのことか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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