10月に入り、そろそろ久万高原町古岩屋で食用のクリフウセンタケが発生する時期なので、10月5日にキノコ探しに出かけました。


ヒロヒダタケ


同上

登山口の所でヒロヒダタケを見つけました。昔のキノコ図鑑ではヒロヒダタケは可食になっていましたが、海外で中毒が報告されたため、現在は毒キノコになっています。


オトメノカサ


同上

ヒロヒダタケの周辺でキノコを探すと可愛くて白いキノコが見つかりました。オトメノカサでしょう。可食ですが、量を集めることが難しいです。


ベニチャワンタケ

紅色の綺麗なチャワンタケも見つかりました。キノコの名前は、見た通りのベニチャワンタケです。キノコが脆いので、食用には不向きです。


オシロイタケ

少し茶色がかったオシロイタケがありました。苦味があって食不適です。


ヒメカバイロタケ

前に来た時に見つけていたヒメカバイロタケは数が増えていました。


カレエダタケ

林道に落ちているスギの枯葉から白いサンゴのようなキノコが生えていました。このキノコはカレエダタケでしょう。残念ながら、食不適です。


アキヤマタケ

スギの枯葉で茶褐色の林道に橙色を帯びた美しいキノコが1本だけ生えていました。アキヤマタケでしょう。食用ですが、小さなキノコ1本だけでは食材にならないので、採集はやめました。



モリノカレバタケ

小さなモリノカレバタケは沢山生えていました。可食らしいですが、食材とするのに必要な量を集めるのは不可能に近いです。


カワリハツ

カワリハツはポツポツ生えていました。カワリハツは可食ですが、色にバラエティがあって同定に自信が持てず、まだ試食は試みたことはありません。


ウスヒラタケの老菌

食用のウスヒラタケが見つかりましたが、残念なことに老菌で、食べることはできません。


ニカワホウキタケ

黄色いサンゴ状のキノコ、ニカワホウキタケが見つかりました。意外と硬くて食不適です。


イボタケ

林道にイボタケが生えていました。このキノコも食不適です。


シロオニタケの幼菌

シロオニタケの発生は終わりと思っていましたが、幼菌がまだポツポツ生えていました。


チチタケ


同上(傷つけると乳液が出ます)

大きなチチタケも見つけました。念の為、ヒダに触ると乳液が出ました。この乳液の成分はゴムの木の樹液とほぼ同じですが、残念ながらゴムに加工できません。チチタケは食用なので、採集しました。林道を登るとチチタケがさらに見つかったので、これらも採集しました。


ウツロイイグチかな?


同上

ウツロイイグチと思われるキノコを見つけました。ウツロイイグチは食用ですが、イグチ類の同定には自信がないので、今回の採集はやめました。


続きます。