平日の金曜日でしたが仕事が無かったので東温市の皿ヶ嶺に出かけました。下界の気温は30℃を超えているので、冷風が漂う皿ヶ嶺の風穴付近には週末になると涼を感じたい多くの人がやって来ます。そのため、7から9月の週末は皿ヶ嶺の車道を多くの車が走り、車のすれ違いに苦労することがあります。しかし、今回は平日に来たので、風穴登山口までスイスイと来ることができました。皿ヶ嶺の風穴登山口は駐車場でも標高が1000m近いので気温は26℃と低く、とても過ごし易かったです。駐車場に車を停めて、風穴登山口に向かいました。
オオシロカラカサタケ
同上
歩き始めてすぐに白っぽい大きなキノコを見つけました。オオシロカラカサタケでしょう。今回は皿ヶ嶺で見つけましたが、下界でもこの時期にしばしば出会うキノコです。残念ながら毒キノコです。
イタチタケ
同上
さらにイタチタケも見つけました。イタチタケの名前を聞くと毒キノコをイメージしてしまいますが、実は食べられるキノコです。あまり美味ではないとされ、加えてあまり食欲を感じさせない形のため、試食したことはありません。
オニタケ
同上
大きなオニタケを見つけました。カサに褐色のつぶつぶがあり、目立つキノコです。昔の図鑑を見ると食用になっていましたが、外国で中毒が報告されているので、現在は毒キノコになっています。
ノウタケ
脳を思わせる形をしたノウタケも見つけました。キノコが塾すると中に胞子ができますが、キノコを割って中がマシュマロ状の時、つまり熟さない若いキノコの時は食べられると言われています。しかし、食べた人の話ではあまり美味しくないと言っていたので、私は食べたことはありません。
イノシシの掘った跡
今回は林道周辺にイノシシの掘った跡が沢山ありました。イノシシは青白くて大きなミミズ、シーボルトミミズを好むので、それを掘り出した跡と言われています。
ヤマホトトギス
今回はヤマホトトギスの花をよく見ました。花の少ない季節なので、ヤマホトトギスの花を見ると心が安らぎます。
風穴登山道の入り口
風穴登山道の入り口まで来ました。この登山道を登ると冷風の吹き出す石垣があります。涼しくて、夏は人が沢山やって来ます。10月に入ると気温が下がるので冷風が感じられなくなりますが、9月では気持ちのよい涼しさが感じられます。
続きます。