晴れの日が続くのでキノコの発生は少ないと思いましたが、今治市綱敷天満神社のクロマツ林でキノコを探しました。
日差しが強く、土がカラカラです。
駐車場に車を停めてクロマツ林を歩きましたが、土が乾いて予想以上にカラカラでした。これではキノコの発生は無いだろうと観念してしまいました。
少し乾いたデングタケ
しかし、クロマツの間を歩いていたら大きなキノコが見つかり、かたちがキノコ図鑑で見るデングタケとそっくりです。キノコは無いと思っていたので、毒キノコのテングタケでも見つけると嬉しいです。少し乾いてカサの端にシワがよっていることが残念!
デングタケの幼菌
デングタケの周辺を探すとテングタケの幼菌も見つかりました。カサの表面にあるべき白いツブが剥がれています。
テングタケの幼菌
カサの表面が白くなっているデングタケの幼菌もありました。このキノコはカサが大きくなると白いツブが沢山付着した典型的なデングタケになりそうです。
クロマツの幼木
大きなクロマツの間にクロマツの幼木が生えていました。季節的に期待していなかったショウロがこの幼木の根から発生していました。
ショウロ
これまでに見つけたショウロは大きなクロマツの木からしか発生していなかったので、幼木からの発生は予想外でした。
カキシメジの残骸
カキシメジもありましたが、乾燥してしまって残骸と言ってよい状態でした。
ニセショウロ
クロマツ林を散策を続けていたら、ショウロに似たキノコも見つかりました。ショウロに似ていますが
形が少し違います。
ニセショウロを割ってみました
確認するために、このキノコを割ってみました。ショウロなら中身が黄色いですが、ニセショウロなら中身が黒くなっているはずです。このキノコの中身は黒いのでニセショウロで間違いありません。ニセショウロは有毒で食べられません。
期待していたヌメリイグチは無かったですが、予想外のショウロを2個採集することができ、満足しました。