5月17日、4月30日に見つけたカンゾウタケの様子を見るために松山城の城山に行きました。


4月30日、城山で見つけたカンゾウタケ

カンゾウタケは赤い肝臓のような形をしたキノコで食べられます。二週間後の大きくなった姿を見たくなって城山に向かいました。


マンネンタケ

城山では漢方薬として知られているマンネンタケ(霊芝)が生えます。4月30日に見つけていたマンネンタケを見に行ったら、少し大きくなっていました。


ハカワラタケ

遊歩道に落ちていた朽木にはハカワラタケが生えていました。ハカワラタケは利用価値はありません。


昨年までカンゾウタケが生えていた朽木

昨年までカンゾウタケが生えていた朽木を見ましたが、カンゾウタケの発生はなかったです。朽木はかなり傷んでいるので、カンゾウタケの菌糸が死滅したのかもしれません。


カンゾウタケはなく、キコブタケがあるだけ

赤くて目立つカンゾウタケを探しましたが、結局、見つかりませんでした。目立つキノコなので、削られてしまったかな?


石垣周辺を散策します

キノコ観察が目的なのでお城には行かず、石垣周辺を散策しました。


チャウロコタケ

チャウロコタケと思われるキノコがありました。硬いキノコはしっかり観察していないので、同定に自信はありません。


乾いたアラゲキクラゲ

キクラゲの商品名で販売されているアラゲキクラゲが沢山生えていました。食べられるキノコですが、気づく人は少ないようです。真正のキクラゲは培養が難しく、栽培はされていません。


二の丸史跡公園へ降るルート

お城には行かず、二の丸史跡公園へ降りました。この道を7月に降るとドクツルタケ(猛毒)等が見られますが、5月では何も見つからないことが多いです。


やはり何もありません

6月にアカヤマドリが発生する場所を散策しましたが、何もなかったです。アカヤマドリは食用ですが、城山のアカヤマドリはナメクジやキノコムシに食害されていることが多くてまだ試食したことはありません。


5月はキノコの発生が少なく、成果のないキノコ観察になりました。