5月4日、今治市綱敷天満神社のクロマツ林を散策することでアミタケとショウロを採集することができました。ショウロは30個も見つかり、満足できるキノコ探しとなりました。アミタケは汁物に入れるとつるんとした舌触りがあって大変美味だったので、5月11日、再び綱敷天満神社を訪れました。


アミタケを見つけたクロマツ林

5月4日にアミタケを見つけたクロマツ林からキノコ探しをスタートしました。


アミタケが一杯

クロマツの根元を見ながら歩いていると直ぐにアミタケが見つかりました。


アミタケ


アミタケの菅孔

沢山見つけはしましたが一部は腐り始めており、もう数日早く来れば良かったと思いましたが後の祭りです。できるだけ新鮮な物を探して採集しました。


ヌメリイグチ


ヌメリイグチの菅孔

アミタケを採集しながら歩いているとカサの色が濃いイグチを見つけました。柄に薄い膜があるのでヌメリイグチに違いありません。ヌメリイグチも美味なキノコです。去年、ヌメリイグチの発生が少なかったので、春に見つかけるとは嬉しい限りです。


コテングダケモドキ

砂からキノコがカサを覗かせていました。同定できないので掘り出してみたした。


コテングタケモドキ?

掘り出してみると小形のデングタケでした。コテングタケモドキかな?


ショウロもあった!

クロマツ林の散策を続けると砂の上に黄色っぽい塊が落ちていました。よく見るとショウロでした。ショウロの季節は終わったらしく、見つかったのはこの1個だけでした。


ツバフウセンタケ



同上
クロマツの根元に生えたコケの間から茶色いキノコのカサが覗いていました。キノコを掘り出すと根元が膨れ、柄には茶色の筋が入っています。持ち帰って同定しましたが、ツバフウセンタケで良いようです。可食なので試食してみます。


乾いたカキシメジ

今回はあまりカキシメジ(毒)は見かけませんでした。乾いてしまったカキシメジが一株あっただけです。


キツネタケ

キツネタケも見つけました。キツネタケも可食なので何度か食べたことがあり、味噌汁に入れると美味だったことを覚えています。しかし、小さいキノコなので、今回については採集をやめました。


アミタケ

アミタケは沢山取れましたが、アミタケの季節は終わりが近そうです。


ヌメリイグチ

ヌメリイグチの季節はこれからです。


今回はアミタケとヌメリイグチといったイグチ類を沢山採集することができました。イグチ類のカサの裏にある菅孔は消化が悪いので、下処理の際に取り除く必要があります。アミタケやヌメリイグチは美味ですが、菅孔の剥きとりが面倒です。