5月5日の東温市佐古ダムのキノコ探しの続きです。
ダム湖の周辺を歩いていると見覚えのあるキノコと出会いました。
ハタケシメジか?
少し古くてカサの周辺が黒くなっていますが、カサの真ん中が少し白っぽくなっているので、このキノコはハタケシメジで間違いないでしょう。茨城県に住んでいた時、秋になると職場の中庭に大量のハタケシメジが生えました。ハタケシメジは土に埋もれた朽木に生えるとされているので、茨城県の職場の建物は建てる時の整地に問題があり、土中に端材が沢山残されたのかな?愛媛県に来てからはあまりハタケシメジを見かけないので、同定には慎重を期しました。ハタケシメジは食菌なので。
周辺には小さなハタケシメジがありました
見つけたハタケシメジの周りを探すとよく似たキノコが見つかりました。これらのキノコもハタケシメジで間違いないです。さらに周辺を探索しましたが、もうハタケシメジはなかったです。
ジシバリ
遊歩道を歩いていると街でもよく見かけるジシバリの黄色い花が見つかりました。
キツネノボタン
さらに遊歩道を歩くとジシバリのようなキク科の植物の花と異なる黄色い花を付けた植物もありました。この植物はキツネノボタンです。有毒植物の多いキンポウゲ科の植物でキツネノボタンも有毒です。
ホウチャクソウ
砥部町の銚子ダム公園や久万高原町の古岩屋で見つけたホウチャクソウもありました。
コガクウツギの花
落葉低木のコガクウツギの白い花も見られました。アジサイ科の植物なのでアジサイらしい花を咲かせていました。
コシダに止まったシャクガ(ウスキツバメエダシャク)
コシダに白い小さな蛾が止まっていました。蛾はシャクガの一種のウスキツバメエダシャクでしょう。
ホソヘリカメムシ
車に戻るとホソヘリカメムシが止まっていました。ホソヘリカメムシはマメ科植物の害虫で、触ると非常に臭い臭いを発射します。息を吹きかけて退散していただきました。
5月から6月はキノコの発生が少ない時期ですが、食菌のハタケシメジが見つかったことは良かったです、