皿ヶ嶺の植物観察の続きです。

生えている植物が少なくなりました

4月なので林道を登っていると少し肌寒くなり、生えている植物の種類と数が少なくなりました。


黄砂で下界の景色が見えません。

今日(4月18日)は天気は良いのですが、黄砂が飛んでおり、来る時は空が霞んでいました。皿ヶ嶺に登ると黄砂で霞んで下界の景色がよく見えません。


ニリンソウ

花はありませんが、ニリンソウが見つかりました。ニリンソウはキンポウゲ科の植物には珍しく食べられるみたいです。私は食べたことはありませんが。



シコクブシ

猛毒のトリカブトの変種のシコクブシも生え始めていました。もう少しするとシコクブシで一杯になるでしょう。


ハルトラノオ

ハルトラノオが斜面にへばり付くように生えていました。花もポツポツありました。


オタカラコウ

フキのような葉をもつオタカラコウも見つかりました。夏になると1〜2mになる大きな花茎が伸び、黄色い花が咲きます。


シコクカッコソウ


同上


斜面の上にもシコクカッコソウがあります

今回見れたらいいなと思っていたシコクカッコソウを見つけることができました。シコクカッコソウはカッコソウの変種で四国山地の特産です。絶滅危惧種にも指定されています。林道を歩いていて美しいこの紅紫の花を見ると心が和みます。


昨年倒れた木

昨年、倒れたブナの木が林道を塞いでいましたが、今はチェーンソーで処理されて歩けるようになっていました。森林管理をしている方々に感謝します。


ブナの木

皿ヶ嶺にはブナの巨木が沢山あります。ブナの木材は低品質で使い物にならず、伐採されることがなくて巨木になってしまったと言えなくもないですが。


ミツバテンナンショウの群生

ミツバテンナンショウが10本以上生えていました。登山口で数本見つけて喜んでいましたが、ここでは群生していました。


続きます。