暖かくなり、花粉症の症状も出なくなったので、久しぶりに草花を観察するしながら職場に向かいました。


アメリカフウロ

最初に目についた植物は小さなピンクの花をつけたアメリカフウロでした。名前から分かるように北アメリカ原産の帰化植物です。


イモカタバミ

イモカタバミの花もありました。南アメリカ原産で観賞用に持ち込まれましたが、それが野外で定着してしまいました。


ツルニチニチソウ

昔、庭によく植えられていたツルニチニチソウは、今や道路端でよく見られる植物になってしまいました。ヨーロッパ原産で鑑賞用に持ち込まれました。ニチニチソウは植物実験でよく用いられ、フラスコの中に浮かぶ培養細胞は実験室で時おり見たことがありますが、元の植物はこんなものなのですね!!!


ブタナの花

ブタナの花も沢山ありました。ブタナもヨーロッパ原産の帰化植物です。道路端の植物は帰化植物ばかりなのは残念です。ブタナの若葉は茹でると食べられるそうです。


シロバナタンポポ

やっと在来種のシロバナタンポポを見つけました。最近はシロバナタンポポもセイヨウタンポポと交雑して萼が垂れ下がったものを見かけることがありますが、このシロバナタンポポは純粋の在来種でした。


セイヨウタンポポ

シロバナタンポポの近くに黄色い花のセイヨウタンポポが生えていました。最近はセイヨウタンポポの方が優勢で、侵略的外来種ワースト100に選定されています。


トラフシジミ

タンポポを見ていたら、大きめのシジミチョウを見かけたので写真に収めました。この蝶はトラフシジミで全国で見られる普通の蝶です。


続きます。