アメリカでアパートを賃貸するにはソーシャルセキュリティナンバーと賃貸料を払うための銀行口座が必要と聞いていたので大学の近くの銀行に行きました。アメリカでは銀行振替による支払いはできないので当座預金の口座を作り、小切手で支払うことになります。


小切手の例。金額は数字で書くことはできず、アルファベットで書き込む必要があります(数字では誤読があるためです)


アパート探しの前に大学近くにある銀行に行きました。オクラホマ州の田舎のStillwaterにはシティバンクのような大きな銀行はなく、小さな信用金庫のような銀行しかありません。残念なことに口座を作った銀行の名前は忘れてしまいました。


こんな銀行だったかな?

私は英語に堪能ではなく、辛うじて仕事の打ち合わせが出来る程度の実力しかありません。そこで銀行を訪れる前に銀行関連の用語、例えばchecking account(当座預金口座)、普通預金口座(saving account)、預け入れ(deposit)、引き出し(withdraw)等を頭に入れて銀行に行きました。英語のリスニングは全く自信はなく、助けてくれる人もいないので、ど根性で行くしかありませんでした。一応、前日に英会話の本を見返して想定問答を何度も繰り返していたので、案ずるより生むは易しで当座預金口座を開くことができました。手続きが完了すると口座番号の入っていない小切手を20枚渡されました。一週間後に口座番号の入った小切手帳が届きましたが、口座開設の時渡された口座番号と小切手帳に記載された口座番号が違う???直ぐに銀行に番号が違う理由を聞きに行きましたが(当時はリスニング力が足らないので電話で問い合わせができなかった!)、気にしないで小切手帳を使えと言う返事でした。1年後、カリフォルニアでも銀行で口座を作りましたが、再び同じことが起こりました。この程度のトラブルはアメリカではよくあることのようです。小さなトラブルと出会ったら取り敢えず電話で確認し、後のことは気にしないことがアメリカで生活するヒケツのようです。