2月14日の午前中、有給休暇をいただいて友人と一緒に古い街並みの残る愛媛県内子町を散策しました。



松山市内の道が意外に混んでいたので、車で片道1時間20分くらいかかりました。10数年ぶりの訪問で道の駅うちこフレッシュパークからりへの入り方が分からず、少し迷ってしまいました。


街並み保存地区に入ります

内子町の通りの一部が街並み保存地区に指定されており、友人とぶらぶら散歩しました。


大森和蝋燭店

内子町には江戸時代、木蝋生産で財を為した豪商芳我家がありました。木蝋から作られる代表的な製品は和蝋燭で、内子町には和蝋燭を作り続ける大森和蝋燭店があります。日本のただ一人の和蝋燭職人のいる店として何度かマスコミで紹介されたことがあります。


和蝋燭が並んでいます


手作りで和蝋燭が作られています

10数年前、この和蝋燭店で鍋の中の溶けたロウを手で擦り付けて蝋燭に仕上げる職人さんのじっと眺めた記憶があります。子供の頃ハゼにかぶれたことがあるので、少し離れてでしたが。今は代替わりして7代目の亮太郎さんが主に和蝋燭作りをしているそうです。


6代目の太郎さん

10数年前に和蝋燭作りを見せていただいた6代目の太郎さんの肖像画がありました。


本芳我家の玄関

道を登っていくと木蝋で財を為した芳我家の本家、本芳我家の大きな屋敷がありました。内部は非公開ですが、庭は見学可能です。


本芳我家の庭

大きな樹木があり、よく管理された庭を見ることができました。庭の品位からも芳我家の財力の高さが感じられます。春になったらまた見に来たいです。


続きます。