11月23日の高縄山のキノコ探しの続きです。
クマシメジはなし
千手杉の周辺でキノコを探しましたが、去年発生が確認できたクマシメジはありませんでした。今年はクマシメジは生えなかったのかもしれません。
アカモミタケがあった
同上
11月4日にアカモミタケを見つけた場所に行くとまた生えていました。ただ、このキノコは少々古く、手に取ると柄がポロポロと崩れたので、採集はやめました。
さらにアカモミタケを見つけました
同上
周辺を丹念に探すとアカモミタケが5本見つかりました。これらのキノコはまだ新しく、食べられそうなので採集しました。アカモミタケは朱色で美しく、食べると旨味があるので採集できると嬉しくなります。
トンビマイタケの老菌
北条の猿川へ向かう林道を下り、8月16日に見つけたトンビマイタケの様子を見に行きました。トンビマイタケは老菌になると硬くなり、日持ちします。11月中旬になっても黒くはなっていましたが、形はしっかりと残っていました。
ヒイロタケ
トンビマイタケの近くにあった朱色のヒイロタケも観察しましたが、緋色が鮮やかなキノコの数が倍以上に増えていました。硬くて利用価値のないキノコですが、鑑賞には最適です。目立つキノコで日持ちもするので、図鑑にある普通に見られるという表現は当たっているように思います。
崩れたツキヨタケ
ブナの朽木にツキヨタケの残骸が付いていました。夏のキノコなので、11月で枯れ果てた姿になるのは当然でしょう。
院内ルートを行きます
猿川ルートから戻り、北条の院内へ下る林道を歩きました。
マムシグサの実
林道脇に赤い実だけになったマムシグサがありました。マムシグサは有毒で、赤くて美味そうな実も有毒です。しかし、熟すと実の毒性が下がり、ヒヨドリ等の鳥が食べると言われています。残念ながら高縄山のマムシグサについては実が食べられた状態は見たことがありません。
続きます。