11月19日、今治市網敷天満神社のクロマツ林でシモコシとショウロを探しましたが、コツブタケの老菌しかありませんでした。これでは今治市まで来た意味がないと思い、松山への帰りの途中、鈍川渓谷に寄ってキノコを探しました。


アラゲキクラゲ

駐車場に車を停めて、周辺を散策していたら柵の向こうの民有林にある朽木にアラゲキクラゲが生えているのに気づきました。6月にもこの朽木にアラゲキクラゲが生えていましたが、11月になって再び生えました。アラゲキクラゲは美味なので採集したいところですが、柵を乗り越えるわけにはいかないので、諦めました。


アカマツの林を歩きます

アカマツ林の遊歩道を歩いてキノコを探しました。先月末に散策した時に見つけていたスギヒラタケはまだありました。


スギヒラタケ


同上

生育面積が広がり、立派なスギヒラタケになっていました。以前は何度か食べたことはありましたが、平成16年の中毒事件からは口にしていません。沢山生えるキノコなので食べられないことは残念です。


ニガクリタケ


同上

鈍川渓谷のニガクリタケは毎年11月に発生します。今年もいつもと同じ時期の発生となりました。今から10年くらい前、製薬会社の依頼でニガクリタケの毒成分のファシキュロール類の大量生産のため、某大学でニガクリタケの培養が研究されたことがありました。ファシキュロール類の薬理効果を研究するためだったようですが、毒キノコも使い方で有用キノコになるのかもしれません。


ど根性マムシグサ

マムシグサの赤い実が目に入ったので、良く見たら、一度折れて再び立ち上がった「ど根性マムシグサ」でした。茎にマムシのような模様があるので、マムシグサの名が付いていますが、名前通りの猛毒植物です。


散策を続けますが、キノコはありません

何かキノコはないものかと散策を続けますが、なかなか見つかりません。


カワラタケモドキかな?

やっとキノコをみつけましたが、硬いキノコでした。カワラタケモドキでしょうか?硬いキノコの同定は難しいです。


キノコ探しの成果がなかったので、帰宅後、また近所の居酒屋に出かけでしまいました。


タラの白子

付け出しにはタラの白子が出ました。上にのっているのは昨日お客が少なくて余った大間マグロの刺身です。少しお得かな?タラの白子もトロッとして美味い!


カレードリア(800円)

今治市の網敷天満神社と鈍川渓谷の散策で少々疲れたので、チーズたっぶりで卵ものったハイカロリーのカレードリアを注文しました。それにしても体に悪そうなメニューは美味いな!