10月21日の高縄山のキノコ観察の続きです。
林道を歩いてキノコをさがします
北条方面へ向かう院内ルートを歩いてキノコを探します。先週ウスヒラタケが大量に採取できましたが、1週間経つともうありませんでした。ウスヒラタケは終わったようです。
ヌメリスギタケモドキの幼菌かな?
林道脇のブナの朽木から小さいキノコが頭を出していました。昨年、この朽木からヌメリスギタケモドキが生えていたので、おそらくその幼菌でしょう。ヌメリスギモドキはヌメリが強くてあまり見栄えはよくあるませんが、食菌なので、しばらく様子をみます。
ニクウスバタケ
先週見つけていたニクウスバタケは一回り大きくなっていました。勿論、ニクウスバタケは食べられません。
ウラベニガサ?
ヒダが薄いピンクです
別の朽木からヒダが薄いピンクのキノコが生えていました。若いウラベニガサかと思いましたが、ひょっとするとベニヒダタケかもしれません。ウラベニガサもベニヒダタケも可食ですが、小さめのキノコなので食べる気にはなりません。
コガネタケの発生場所
2022/10/23のコガネタケ
10月21日のコガネタケ
同上
帰り道、コガネタケの発生場所に寄りました。去年の同じ時期、コガネタケが大量に発生しでおり、車の中からでもその発生が確認できましたが、今年は車の中からは黄色いキノコを確認できませんでした。車から降りて観察すると数は少ないですが、コガネタケの発生を確認することができ、大きいキノコを5本ばかり採取しました。今年はやはり、キノコの発生が少し遅いようです。黄色の濃いコガネタケは有毒と言われているので茹でこぼしてから食べることにしており、去年は大丈夫でした。調理法は現在検討中です。
ミンククジラの刺身
キノコ観察の打ち上げで近所の居酒屋に行きました。メニューを見ると珍しくミンククジラの刺身があったので注文しました(1000円)。クジラ料理と言うと給食で出たクジラの竜田揚げを思い出します。昔は冷凍技術が低く、スジだらけで不味かったことしか覚えていません。それにしても、この近海物のクジラの刺身は昔のクジラのイメージを消滅させる美味しさです。昔、捕鯨船に乗らないとクジラの美味しさはわからないと書いている人がいましたが、現在では捕鯨船で食べられるクジラの味と同等の味が居酒屋で楽しめるようになったことは幸運なことと思います。